スタットレスタイヤ、いえいえ、
スパイクタイヤよりもずっと前、
普通タイヤにチェーンをしていた頃
僕はスノータイヤなるものを買ったのです
「どんなにきくんだろう」「早く雪が降らないかな...。」と
思っていたら
夕方から雨が雪に変わり、
そのスノータイヤで走るときがやってきたのです
ただ道路は雨が凍りついた上に雪が積もり始めた
とても危険な状態でしたが
意味もなく僕は「このタイヤ、どのくらいきくのかな...。」と、
ブレーキを踏んでテスト、
車は突然スリップし始め
もうハンドルもブレーキも利きません
「ぅわーっ!!ブレーキが利かない...」
ガードレールもない崖に向かって滑っていく....
「死ぬー、もうダメだ。」
あきらめかけたその時、
踏み続けていたブレーキからなぜか足を離したんです
すると車は崖の寸前で止まりました
「ぅわーっ、助かった。」
そして一言「このタイヤ、全然ダメじゃん。」