ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

一期一会の子猫を探して

2009-12-28 00:34:42 | 【その他】日々のつぶやき
今年は忘れられない大切な出会いがありました。



10月のはじめ頃、

ちっちゃな子猫が車の下から出てきました。



現れた途端、トトトト・・って足元から身体をつたって登ってきて

まるで母を訪ねて三千里のマルコの飼ってるお猿さんみたいに

私の肩に乗っかってぬいぐるみのように落ち着いていました。



か細い声でニィニィ鳴いて、いつの間にか背中の後ろにくっついてコアラみたいになったり

手の平におさまるとってもちいちゃい人懐っこい猫でした。






うちではペットを飼ってはいけないのですが

車が多い所で放すと危ないし

なんとなく今手を話したらもう会えない気がして、

せっかく出会ったこの小さな命をなんとしても守りたいと思い、

いろんな人に電話して貰い手はいないか相談をしましたが

さすがに急なのであずかってくださる方も現れず、

泣く泣く元の場所に戻してやりました。



ニィニィ鳴きながらずっとずっと私の後を追ってきていたのですが

すれ違ったおばあさんの足に間違えて絡んでいき、

左目あたりを蹴飛ばされてとてもかわいそうで

急いで助けにいきました。




それからもどうしたらいいだろうとしばらく考えていたら

たまたまその時、親猫らしき猫が近くを通ったので

分かるように安全そうな所に置いてそっとその場を去りました。




それからも声がきこえた気がして

何度も夜中に見に行ったり、

心配で眠れず、

朝が来るまでにやっぱりなんとか

うちで出来る限りのことをしてあげようと心に決めて

探しにいきましたが

もう声はきこえませんでした。





まだ比較的あたたかい日でしたが

寒さで死んでしまっていないだろうか・・と心配で

懐中電灯を照らしながらずっと探しましたがみつけられませんでした。





猫の世界で無事に元気に過ごしているならいいなと祈りつつ

あの時もっとなにかできたのでは・・と涙がでます。





もう会えないかもしれないけど

「ニィニィ」と名前を付けて

猫を見るたびにニィニィかなってずっと探しています。

しっぽが短い(丸くも見える)灰色ががったかわいい子猫でした。

左目は蹴られてからは開けにくそうにしていました。




昨日の夢ではニィニィがまた私の前に現れてくれる夢をみました。

夢の中では幸せそうでした。




ニィニィは一期一会の大切さと命の大切さを改めて教えてくれた大切な存在。

これからは後悔しないように生きていかなくちゃ。




どうかどこかで元気に生きていますように・・