ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

カタガキ & 支えてくれているもの

2010-09-14 09:17:16 | 【作曲】想い
昨日の続きになりますが、インタビュー撮影はスムーズに進んだものの

帰り際、念のため何気なく尋ねられた”肩書”。

カタガキ・・・私にとっては一番難しい質問でした。


命の大切さや今の大切さを伝えるトークコンサートや作曲のお仕事、

施設での音楽療法や被災地での復興コンサート以外にも

耳コピアレンジピアノレッスンや、

一人ひとりに適した鍵盤(キーボード・電子ピアノ・ピアノ)選びや、

結婚式等では新郎新婦やご両親の想いを一緒に奏でるサプライズ即興連弾、

皆さんのお宅からどうしても手放さないといけないピアノや

弾き手のいなくなってしまった寂しそうなピアノのあるお宅で

ピアノの声を感じて即興させていただいたり、

持ち主や遺族の方と即興連弾したものを録音して、

ピアノの想いと音色を残させていただいたり

自分にできる範囲でいろんなことをさせていただているので、

一言では表さないといけないこういう時に本当に悩みます。


どの活動も、みんなもピアノも幸せな優しい気持ちになればいいな

という想いで活動しているものの

”肩書”というものはあまりこだわりはなく、

ピアノが命を守ってくれたからきっと形はなくなっても私の中で生きてて

だからこそいろんなピアノの気持ちがわかるような気がしたり

即興もそれぞれのピアノの声としていろんなメロディが溢れてくる気がするので、

『ピアノ人間』だと思っていますが

長々説明しないと分かりにくいし、肩書とは言い難い名前なので

かなり昔にコンサート後のアンケートで皆さんに質問したものを参考に

改めて見なおしてみるといろんな発見がありました。



インスピレーションピア二スト、即興ピアニスト、心に語るピアニスト、

鎮魂の奏者、感謝のしずくをつなぐピアニスト、感謝のピアニスト、ピアノのマジシャン

作曲ピア二スト、語りべピアニスト、鍵盤即興詩人、平成のモーツァルト、

メッセージピアニスト、吟遊ピアニッシモ、マジックピアニスト、伝えていく使命のある人、

ピアノ天使、癒しのピアニスト、心のピアニスト、一人ひとりの心に響くピアニスト、

魂のピアノ奏者、慈愛の奏者、想いを繋ぐピアニスト、ヒーリングピアニスト、

ハートフルメッセンジャー、幸せ運ぶピアニスト、心の作曲ピアニスト・・などなど


コンサートを見ながらきっと一生懸命考えてくださったのだと思います。

ありがたいネーミングばかりでまだまだ他にもありましたが

(照れるような恥ずかしいものもあったのでこの辺にしておきます

他の方の意見を参考にきちんと考えておくのも今後の活動において必要だと思うので

今回いいきっかけになりました。


アンケートはいろんな項目があって毎回隅々まで読んでいたものの

改めて見直すと裏までびっしり感想を書いてくださっているかたも

たくさんおられたことにびっくりしました。



皆さんのアンケートからまたインスピレーションをいただいたり

過去の自分を見なおしたり、想いの進化を感じたり、新たな発見もたくさんありました。


私はピアノがあってこそ皆さんに想いを伝えられる気がするので

言葉だけでしっかりと心に伝えることができる皆さんはすごいなぁと尊敬します。



もう何百枚にもなったアンケートひとつひとつが宝物で

新天地でも私の心を支えてくれています。



今もう一度同じ質問をしたらどんな答えが返ってくるかなぁ。


なにかぴったりのものがありましたら

今の自分を客観的に見るためにも、これからの為にも是非教えていただけたら嬉しいです。



アンケートを通して、皆さんの笑顔が浮かび

遠く離れていてもたくさんのエネルギーをいただき感謝です



今後も一人ひとりの心に届くメッセージと音楽を奏でられるよう、

これからも『心の鏡美しく』をモットーに心を磨いてがんばります


故郷でのインタビュー撮影

2010-09-14 00:20:52 | 【活動】人間力大賞2010
先日は、今週末、表参道ヒルズにて行われる人間力大賞の授賞式典で使用される

インタビュー撮影がありました

(※7月24日に行われた最終審査の様子が人間力大賞のHPに掲載されています→クリックで見られます)

この撮影だけの為に、わざわざ山梨の青年会議所の方々が神戸まで日帰りで取材に来てくださいました

おだやかな優しい方々が来て下さり、撮影終了後少し時間があったので

出会いに感謝して お二人のイメージで即興させていただいたり

一緒にピアノを弾いて即興連弾を体験していただいたり

短い時間でしたが、笑顔の溢れる楽しい時間となりました


帰りの時間が迫るお忙しい中、近所の公園の慰霊碑にも行きたいと言ってくださり

公園に着くと子供たちが遊んでいて穏やかな時が流れていました。


私の住む神戸市東灘区はとても被害の大きかったところで

たくさんの方が亡くなられた場所なので


ここにも大きな亀裂が走ってて・・

あそこに見える高速が倒れていたところで・・

あのマンションでは・・・

など当時の事を話すと驚いておられました。


慰霊碑の前でみんなで手を合わせました。


この地に足を運んで、

テレビの向こうで起こっていた出来事を改めて感じられたそうで、

今ではすっかり綺麗で平和な神戸の街だけど

この人も震災を乗り越えたんだろうな・・とか

神戸の人々を見ながら色んなことを感じておられたそうです。


優しい方々とのあたたかい出会いに、そして故郷神戸の昔と今を感じていただけて

とてもありがたく思いました。



慰霊碑の前で初心を思い出し、いろんな想いが駆け巡りました。

生きているといろんなことがあるけれど

当たり前のように過ごさせていただいている今にあらためて感謝して、

大切な想いを胸に これからもピアノと共に精いっぱい生きていきたいと思いました。