ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

出会いと握手

2010-09-30 14:25:43 | 【出会い☆】
生きていると いろんな人に出会い、いろんなことがあります

どんな出会いでも、素敵な出会いにしていくのは きっと自分次第


私は 今の活動を始めてから、『一期一会』をよく感じるようになりました。

コンサートに来て下さるお客様や、たまたまイベントで偶然聴いてくださったお客様、

色んな場面で音楽を聴いていただけてとても嬉しく思いますが、

聴いた後、涙を流しながら私のもとに駆け寄って話しかけに来て下さったり、

杖をついて一生懸命、感想を言いに来てくださるかたや、

目をキラキラ輝かせて嬉しそうに近づいてくれる小さな子供たちなど、

ピアノのおかげで世代を超えたあったかい出会いが本当に多くて感謝の気持ちでいっぱいになります


そして私は別れ際に 出会えたことに感謝して握手をしていただいています
(時間が無かったり忙しそうな方には遠慮していますが

震災前日に会った友達のように もう二度と会えなくなってしまうかもしれない、

後悔しないように今の気持ちを伝えたい という想いがいつも心のどこかにあるのかもしれません。

でも不安が不安を引き寄せてしまってはいけないので

また会えることを願って 笑顔で握手をするようにしています



以前、ブログに書きましたが今年の夏は 主人方のおじいちゃんの弟さんが入院したので

お盆に帰った時、お見舞に行きました


病室の窓から外を見て

「あそこの学校は耐震の為に今工事をしてるんやで。あっちも・・・」

とても物知りでいろんなお話をしてくれて元気そうで安心しました


戦争の時、海軍で大変だったお話をよく聞かせてくれたから、

また元気になったらいろんなお話を聞かせてもらわなきゃと思って、

最後に握手で別れました。

「パンパンに腫れてるやろ・・」

「でも顔色もいいし、元気そうで良かったです」って言うと喜んでいました。



そしてつい先日

あれから退院して 

少しして亡くなったと聞きました。



あの時の握手が最期の握手になりました。


「あの時、よく行ってくれたね。」


そういえば、この言葉はここ数年で何回か色々なかたに言われました。



どんな時でも 優先順位は間違いたくない、

ここっていう時はちゃんと会いに行きたいしあの時行っとけば・・って後悔したくない。

そういう時は、心で思うより先に

勝手に準備して向かっていることが多い気がします。



人の命は年齢に関係なくって 人生の終わりは誰にもわからない。

地震や災害、事故を通して強く思うようになりました。



今朝は大雨でしたが、朝早くからスーパーへ買い出しに行ったり 主婦らしく頑張っていたら・・

坂道で自転車でひっくりかえって戦利品も私もびしょびしょに・・


歩道のはずなのに何故か後ろに車が来ててびっくりしたけど、

奇跡的に 戦利品も無事で、私も無傷でまだ生きててラッキーでした



油断禁物のメッセージを受けて いつ終幕が来ても 後悔しないように 

やっぱり いろんな出会いや今を大切に感謝して

そしてどんなことからもメッセージを感じて 楽しみながら生きていきたいなって改めて思いました


雨の日の自転車は 本当に危ないので 皆さんもくれぐれも気を付けてくださいね!!