土曜の夜、ソファでひざ掛けフリース掛けてのんびりテレビを観る。
そのフリースの下にいるのは、これ。
これ…
よ、妖怪に黒化けニャンコ出現!?
フリースめくって正体見たり!
黒猫。
メイ:「素敵な黒猫だけど、にゃにか問題でもあるにょかしら~」
あ…いえ、ないですよぉ~
部屋の片隅に季節外れのハロウィン柄の缶が置いてある。
チャムは人の顔をちらちら見つつ、この缶にちょっかいを出す。
もちろん、これは作戦のうち…
缶の中身は猫用ササミのジャーキーや、高級カリカリのシーバが入っている。
チャム:「ササミジャーキー、くれにゃ!」
寝転がった私の鳩尾に前足乗せて…迫る
結果は見え見えですが、完敗
重さとしつこさと…あの迫力には敵わんのです。
その横で健気に…? いや、かなりマジな眼差しで律儀に待つメイ。
シーバ、あげちゃおうかなぁ~
そうして、今夜もチャムの作戦に負かされるのであった