マジックのタネを明かした本.
「タネを明かす」といっても,当たっているかかどうかは不明.プロのマジシャン,マジックショップ関係者等の推測によるものですが,本を読んでいて説得力は感じます.おそらく,推測はほとんど当たっているものと思われます.
収録されているマジック(一部)
1.ポスターのリンゴが本物に
2.コインがガラスを貫通
3.ラコステのマークが本物のワニに
4.ちぎれたアジの干物が元にもどる
など,いずれも明快に解説されています.
この本では全部で200のマジックのタネが明かされていますが,ビデオ編集(都合の悪いところはカットする),「さくら」の使用も少なからずあるようです.視聴率は稼げるかも知れませんが,編集,「さくら」の使用は視聴者を完全にだますもので,やってはならないこと.
このような編集カット,「さくら」の使用は,セロ,レオンのマジックに多いようです.
一方,前田知洋のマジックには編集,「さくら」の使用はなく,純粋にテクニック勝負のようです.彼のクロースアップテーブルマジックにはいつも感心しています.本日,昼の番組に出演し,相変わらずのすばらしいテクニックを披露していました.
そのすばらしいテクニックは日本一ではないでしょうか.彼のマジックは難易度が非常に高いので,タネが分かっていても一般人にはマネが出来ません.