ー京都駅ー
昨日,「痴漢冤罪」を扱ったバラエティ番組がありました.
その中で,北村弁護士等2人の弁護士の話では,「やっていないのに,痴漢を疑われたらその場から逃げるしかない」と!
駅員が来たらもう「おしまい!」.やっていなくても,警察が来て,勾留となり,これはどうしようもないとのこと.
「やっていない」ので,否認を続けると,容疑を認めるまで長期間勾留され,その間仕事には就けず,就業保証もない.
現在の日本の法体制では,無罪を得るには,「やっていないことの証明」がいります.「あることの証明」と違って「ないことの証明」はきわめて困難.
結局,通報者の勘違いであっても,いったん疑われたら,「有罪」となってしまう可能性が高い.万が一「無罪」となっても,社会的信頼は失われ,場合によっては,家庭崩壊にもなってしまいます.
通報者に対して過度に協力的な今の日本の体制では,無罪が確定した後,通報者に「損害賠償」を請求しようにも,まず不可能.
やはり,自分自身,家族を守るには,やっていないのに痴漢を疑われたら,直ちにその場から逃げるしかないのかな.
私は自動車通勤で,あまり電車には乗らないのですが,電車通勤のサラリーマンはほんとにたいへん.
今後,痴漢冤罪をなくすには,「男性専用の車両」が必要でしょう.