今日は、また寒くなり久しぶりに車で40分くらいの山間部まで出かけ、小雪の舞う中撮影してきました。
今回は先日言っていた陽だまりの野原などで撮影した生き物たちを投稿します。暖かい日の陽だまりは春ですね。綺麗に撮れてないし、枚数が多いですが気長に見て下さい。
オオイヌとフラサバのサイズ感がわかりにくいとのことでした。左の枯れ葉は10cmほどです。
右側の薄ブルーの大きい方がオオイヌです、その右の小さいのがフラサバです、共に蕾ですが、何となく大きさが分ると思います。
クサイチゴの蕾です。これから咲いてやがて実を付けます。
ハリガネゴケだと思います。胞子には朔が付いてます。
朔を上から見たところ。この後剥がれ落ちるようです。
苔の群落の中にハハコグサのような葉に付いていた水滴、どうやってこんなにも丸くなるのかな?
すぐ近くにもこんな水滴が、やはりまん丸です。
さて野原の陽だまりへ移動したら、オランダミミナグサが咲きそうでした。
マイクロで撮りましたが、なんだかシャープに撮れません。
オランダミミナグサの花の中に花びらが抜け落ちたようなものがありました。
これもよく分りませんが、面白い形をしています。
ヒメウズという花のようです。下の方にアブラムシがいます。越冬したものかもしれません。
春には羽のついたアブラムシが発生します。
アブラムシがいるので、ナナホシテントウも食事に忙しそうです。
ジ~っとこちらをうかがっている珍客です。むしろこちらが侵入者かもしれません。
キランソウも咲いていました。
ハルノノゲシです。
ホトケノザではアメバチの仲間が休んでいました。彼らは狩人です。
オオイヌではハナアブの仲間が訪花して、盛んに花粉をペロペロしてました。
ちゃんと、前足(前脚)で雄しべの花柱を支えています。
小さなハエです。どうやらブユのようです。私はこいつに散々な目に遭っています。
吸血バエです。
最後は3mmほどの小さな蜘蛛がいました。種類が分らないのでググってみたらErigone と出ました。
日本には10種ほど分っているようですが、私には種名は分りません。ただ、面白いのは触指といって、昆虫でいうところの触角のようなものが、ボクシンググローブのように見えますよね。
若い♂はここが細いそうですが、成熟すると膨れてここに精子を溜めて、♀に受け渡して交尾?が成立するそうです。ペニスを持たない蜘蛛はそうやって子孫を残すそうです。面白いですね。
以上です。春になると忙しくなりそうです。最後まで見てくれてありがとうございました。
吸血バエのブユは身近な所にいるんですね、
蚊に刺されたように痒くなりますか。
ブユは初めて聞きます、知らない虫が色々いますね、少しゾクッとしました。
マクロの世界は何を見ても興味深いようです。ハナアブが前足で支えて(私にはつかまって見えます)蜜を舐めたり 水滴がまん丸で綺麗なこと!
さ~て水滴がまん丸になる訳はきっと森うずさんはご存知のはず・・・・
私は表面張力のなせる業なのかな~ぐらいで表面張力が働くと何故まん丸になるかまではわかりませ~ん。
ブユは水辺に多く生息していると思います。
夏に水辺に長く佇んでいると、どこからか身体に入り込んで、皮膚をかみ切って吸血します。私はこれまで3回噛まれましたが、3回目は赤く腫れて、皮ふ科で軟膏を処方されましたが、治るのに2週間くらいはかかりました。
風まかさんは、ジメジメしたところで長く滞在しないと思いますので、心配ないでしょう。因みに吸血は蚊と同じで♀の仕業です。
そうですね。ハナアブは掴まっていたのかもしれませんね。投稿していない写真にも同じような仕草がありましたが、前脚の爪でしっかり花柱を掴んでペロペロしてましたので、引き寄せているのかと思いました。
まん丸水滴ですが、ほんと、hanahanaさんの好奇心は凄いですね。
間違っているかもしれませんが、水滴にもいろいろ形があって、植物の葉以外にも付きますが仰るとおり表面張力だと思います。経験的には肉眼ではみえないくらいの表面に細かな凹凸が規則正しくあるとか、微細な刺毛などがあると、水滴が付きやすく、また蓮の葉みたいにワックスで覆われて、撥水効果の高いものも加わって、水滴が表面積を極力小さくしようとするのだと思います。物体の表面積が最小限なのが球体ですから、それが働くのでしょう。
いやいやhanahanaさんの着眼点には恐れ入りました。