ネクサス(江南市の勉強のやり方専門塾)の塾長の伊藤です。
先日、訪問した愛知商業高校のカリキュラムから、よく考えて志望校を選んでいる人はどこを見ているかというお話です。
「大は小を兼ねる」という慣用表現があります。
しかし、
「よくばる乞食はもらいが少ない」
とも言います。
いったい何が言いたいのかというと、
高校では、英語も数学も歴史も理科も、たくさん勉強した方がよいわけではないということです。
最近では、「文系の人にも理系科目を」って言う人がいますが、そもそも理系科目が苦手だから文系に進んでいるのに、、、。
逆に、「理系にも文系科目を」と言って無理難題をふっかける人もいますが、理系経験者から言えば、みんながみんな数Ⅰ~Cの学力をキープしながら、数Ⅲも、物理も、化学もやれるわけではありません。
それこそ、東大、京大、名大レベルじゃないと無理です。
特に、高校の理数科目は、根性論でどうかなるものではないんですね。
さあ、脱線しましたが、愛知商業のカリキュラムを見てみましょう。
■地歴
・地理総合と歴史総合のみ
麻雀で言えば、食タンのみの最少役です(←麻雀やらない人にはわからないですね)。
普通科では、この後、日本史探究(旧日本史B)や世界史探究(旧世界史B)を履修しなければいけませんが、これが罰ゲームのような大変さです。
分厚い用語集や一問一答集をボロボロになるまでやって、教科書を隅から隅まで読んで、最近では資料集にも目を通して、とにかく重箱の隅をつつくような知識を身につけなければなりません。
それが一切ない!
食タンのみで軽く流しているところは、歴史が苦手な人にはぴったりなカリキュラムです。
最近では「歴史飛ばし」として、国公立大への進学が多い高校では理系の生徒には日本史・世界史を捨てさせて、公民科目(政治、経済、倫理)に逃げている高校もあります。
(自分のときもそうだったらなー)。
このような歴史飛ばしにはメリットがありますが、デメリットもあります。
それは大学受験をしようと思ったときに、入試科目に歴史があった場合です。
さすがに、学校で授業を受けず一から独学で高校歴史を勉強するのには無理があります。
そのような場合は、歴史が入試科目にない大学・学部を選ぶほかないですが、国公立大を除いて文系で入試に歴史が必須(政治・経済・倫理などで代用できない)という大学はそれほど多くないので心配しなくても大丈夫でしょう。
ただし、歴史は教養でもありますから、歴史好きな人には物足りないと思います。
■数学
・数Ⅰと数Ⅱのみ
数学が苦手な人に朗報です。普通科だと、数学Ⅰ、数学Aと履修した後、数学Ⅱ、数学Bと履修しなければなりません。
これが数学が苦手な人には特に大変です。
しかし、愛知商業の場合、数学A、数学Bをやらなくても済むので、無駄な負担が少なくて済みます。
いやいやいや、「最近ではデータサイエンスが重視されてるんだから、数学くらいやっておかないと」って言う人がいますが、
「それってあなたの感想ですねよ?」
高校で学ぶ「数学=データサイエンス」ではありません。
これは明確に断言できます。
確かに、データサイエンスでは統計学が必要ですが、高校で学ぶ「数学の統計=データサイエンス」では、全くありません。
私自身も、理系出身、大学は心理統計学を学びましたが、高校で数学をやっていたか否かなんて全く関係ありませんでした。
データサイエンスで必要なのは、仮説の設定とデータ収集と分析です。
計算はコンピュータがやってくれますから、数学の学力とは無関係と言っても過言ではありません。
むしろ、データから何が読めるかという知識や経験の方が重要で、まさに愛知商業でやっているマーケティングなどがそれにあたります。
データサイエンスと言っても、プログラムを組んでAIを開発する側ならいざしらず、大半の人はAIや集めたデータを活用する側ですから、わざわざ踊らさせることもないでしょう。
ただ、若干数Ⅱは難しいのでそれは覚悟して欲しいのと、理系大学に進学するのは絶望的に難しいと思ってください。
■理科
・化学基礎、生物基礎、地学基礎
こちらも麻雀で例えると、ピンフのみの安アガリ手と言えます。
何と言っても、物理基礎をやらなくてもいいのは朗報です。
物理基礎、はっきりいって文系には不要です。
これに苦しめられないで済む、愛知商業は神対応です。
同様に、発展科目の生物、化学、物理を履修しなくて済むのも朗報です。
看護系の大学も、中には理科が必須のところもありますが、多くは英語、国語、小論で受験できます。
看護なら生物やっておかないと思うかも知れませんが、安心してください!
生物(生体反応)は大学に入ってからちゃんと学びます。
■英語
・英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理表現Ⅰ
普通科では、論理表現Ⅱ・Ⅲまで履修しなければいけないですが、共通テストでは小難しい文法は出題されないので、論理表現Ⅰまで履修しておけば御の字です。
何よりも、英語は学校の授業以上に、自分で勉強しないと力がつきません。
英会話ならいざしらず、受験英語を勉強するなら、そもそも学校があてにならないのはどこも同じです。
全般的に、理数系の科目の負担がほぼないのと、歴史の負担が少ない点が普通科と異なります。
その代わり、商業科として有りあまるほどの専門科目が学べるのは何よりのメリットでしょう。
最近では、大学進学を視野に入れている生徒も多いようで、就職にも進学にも強いのが愛知商業です。
一度、ご検討してみてはいかがでしょうか。
■教室はココ!(483-8226江南市赤童子町大間97-1柴垣事務所2F)
【入塾までの流れ】
1.お電話・LINEにてお申込み
↓
2.個別の説明会 ※通知表やテスト等をお持ち下さい
↓
3.体験授業(1~4回まで無料)
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090-4268-4939(12時~22時、伊藤まで)
ネクサスは、主に一宮高校、西春高校、江南高校、名城大附属高校、名古屋西高校、一宮南高校、小牧南高校、丹羽高校、尾北高校、山田高校、岩倉総合高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。江南市では、古知野中学校、布袋中学校、江南西部中学校、宮田中学校、一宮市では千秋中学校、西成中学校、西成東部中学校、岩倉市では岩倉中学校、大口町では大口中学校の中学生が通っています。
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・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます
先日、訪問した愛知商業高校のカリキュラムから、よく考えて志望校を選んでいる人はどこを見ているかというお話です。
「大は小を兼ねる」という慣用表現があります。
しかし、
「よくばる乞食はもらいが少ない」
とも言います。
いったい何が言いたいのかというと、
高校では、英語も数学も歴史も理科も、たくさん勉強した方がよいわけではないということです。
最近では、「文系の人にも理系科目を」って言う人がいますが、そもそも理系科目が苦手だから文系に進んでいるのに、、、。
逆に、「理系にも文系科目を」と言って無理難題をふっかける人もいますが、理系経験者から言えば、みんながみんな数Ⅰ~Cの学力をキープしながら、数Ⅲも、物理も、化学もやれるわけではありません。
それこそ、東大、京大、名大レベルじゃないと無理です。
特に、高校の理数科目は、根性論でどうかなるものではないんですね。
さあ、脱線しましたが、愛知商業のカリキュラムを見てみましょう。
■地歴
・地理総合と歴史総合のみ
麻雀で言えば、食タンのみの最少役です(←麻雀やらない人にはわからないですね)。
普通科では、この後、日本史探究(旧日本史B)や世界史探究(旧世界史B)を履修しなければいけませんが、これが罰ゲームのような大変さです。
分厚い用語集や一問一答集をボロボロになるまでやって、教科書を隅から隅まで読んで、最近では資料集にも目を通して、とにかく重箱の隅をつつくような知識を身につけなければなりません。
それが一切ない!
食タンのみで軽く流しているところは、歴史が苦手な人にはぴったりなカリキュラムです。
最近では「歴史飛ばし」として、国公立大への進学が多い高校では理系の生徒には日本史・世界史を捨てさせて、公民科目(政治、経済、倫理)に逃げている高校もあります。
(自分のときもそうだったらなー)。
このような歴史飛ばしにはメリットがありますが、デメリットもあります。
それは大学受験をしようと思ったときに、入試科目に歴史があった場合です。
さすがに、学校で授業を受けず一から独学で高校歴史を勉強するのには無理があります。
そのような場合は、歴史が入試科目にない大学・学部を選ぶほかないですが、国公立大を除いて文系で入試に歴史が必須(政治・経済・倫理などで代用できない)という大学はそれほど多くないので心配しなくても大丈夫でしょう。
ただし、歴史は教養でもありますから、歴史好きな人には物足りないと思います。
■数学
・数Ⅰと数Ⅱのみ
数学が苦手な人に朗報です。普通科だと、数学Ⅰ、数学Aと履修した後、数学Ⅱ、数学Bと履修しなければなりません。
これが数学が苦手な人には特に大変です。
しかし、愛知商業の場合、数学A、数学Bをやらなくても済むので、無駄な負担が少なくて済みます。
いやいやいや、「最近ではデータサイエンスが重視されてるんだから、数学くらいやっておかないと」って言う人がいますが、
「それってあなたの感想ですねよ?」
高校で学ぶ「数学=データサイエンス」ではありません。
これは明確に断言できます。
確かに、データサイエンスでは統計学が必要ですが、高校で学ぶ「数学の統計=データサイエンス」では、全くありません。
私自身も、理系出身、大学は心理統計学を学びましたが、高校で数学をやっていたか否かなんて全く関係ありませんでした。
データサイエンスで必要なのは、仮説の設定とデータ収集と分析です。
計算はコンピュータがやってくれますから、数学の学力とは無関係と言っても過言ではありません。
むしろ、データから何が読めるかという知識や経験の方が重要で、まさに愛知商業でやっているマーケティングなどがそれにあたります。
データサイエンスと言っても、プログラムを組んでAIを開発する側ならいざしらず、大半の人はAIや集めたデータを活用する側ですから、わざわざ踊らさせることもないでしょう。
ただ、若干数Ⅱは難しいのでそれは覚悟して欲しいのと、理系大学に進学するのは絶望的に難しいと思ってください。
■理科
・化学基礎、生物基礎、地学基礎
こちらも麻雀で例えると、ピンフのみの安アガリ手と言えます。
何と言っても、物理基礎をやらなくてもいいのは朗報です。
物理基礎、はっきりいって文系には不要です。
これに苦しめられないで済む、愛知商業は神対応です。
同様に、発展科目の生物、化学、物理を履修しなくて済むのも朗報です。
看護系の大学も、中には理科が必須のところもありますが、多くは英語、国語、小論で受験できます。
看護なら生物やっておかないと思うかも知れませんが、安心してください!
生物(生体反応)は大学に入ってからちゃんと学びます。
■英語
・英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理表現Ⅰ
普通科では、論理表現Ⅱ・Ⅲまで履修しなければいけないですが、共通テストでは小難しい文法は出題されないので、論理表現Ⅰまで履修しておけば御の字です。
何よりも、英語は学校の授業以上に、自分で勉強しないと力がつきません。
英会話ならいざしらず、受験英語を勉強するなら、そもそも学校があてにならないのはどこも同じです。
全般的に、理数系の科目の負担がほぼないのと、歴史の負担が少ない点が普通科と異なります。
その代わり、商業科として有りあまるほどの専門科目が学べるのは何よりのメリットでしょう。
最近では、大学進学を視野に入れている生徒も多いようで、就職にも進学にも強いのが愛知商業です。
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