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【大学受験】センターに代わる共通テストの問題を解いてわかった対策

2021年01月20日 | 勉強のやり方
江南市の勉強のやり方専門塾「ネクサス」です。

初めての大学入学共通テストが終わりました。結果は「難しい」の一言が多いようです。

実際に、何科目か解いてみたところ、

「う~ん、いっぱい資料を読まなければいけないけれど、問題自体はそれほど難しくないかな」

という印象です。

■英語のリーディング
筆記に代わって英語はリーディングとなりました。発音・アクセントや文法問題がいっさいなくなり、すべてが図表や資料、長文を読み比べる読解問題となりました。

大問1から英文英文なので、読解力はもちろんですが、集中力や精神的なタフさが問われたかも知れません。

英語のリーディング対策は、ずばり速読力です。

とにかく、速く、正確に読み取る力です。

ネクステージのような細かい文法的な知識よりも、とにかく速読力です。

あとは資料を読み比べ、こっちのこの情報とあっちのこの情報をつなぎ合わせて正解を導く、これぞ読解力?と言われる力が問われましたね。

■英語のリスニング
音声が2回流れる問題と1回しか流れない問題があります。

特に後半の問題文や資料を見ながら、1回しか流れない音声を聞きながら、問題文を読み直したり、選択肢を選んだりと、とにかく忙しいの一言です。

一度、聞き逃してしまうと正解にたどり着くのが難しいので、「1回きりのリスニング」練習をしないととにかく点数が取れないでしょう。

■日本史B
正直、資料を読むだけで解ける問題もあり、

「これって日本史?」

と疑問に思いながら解いた問題もありましたが、まあ、これはチャンス問題です。読解力だけで確実に取れる問題なので取りこぼさないようにしましょう。

ただ、寧波の乱や撰銭令など、定番の日本史的細かい知識も必要なので、一問一答式と流れがわかる金谷シリーズや実況中継、あとは資料集を読み解くなどの対策が必要なのは従来通りです。

■物理基礎
拍子抜けするくらい簡単でした。

まず、図やイラストがやさしい。これまでの無機質なものではなく、リンゴのイラストなどとっつきやすい問題が多かったのが特徴です。

問題によっては、中学生レベルでも解けるチャンス問題が多かった気がしますが、理科1で物理基礎を選ぶ人はそうそういないので、平均点はそれほど高くないようです。

■全体の傾向
その他の教科・科目も含めて、基礎的な知識はこれまで通り必要です。しかし、丸暗記するのではなく、丁寧に読み深めることが必要です。

そして、何よりも多くの資料や文章を読んだり読み比べてたりする、いわばマルチタスクをする必要があります。そのため、基礎知識は当たり前に身につけておかなければならず、並行して速読や資料を読みながら問題を解く(リスニングでは音声を聞きながら資料を読んで問題を解く)力が要求されます。

だらだら問題を解くのではなく、てきぱきと効率よく問題を解く力が求められると言っても過言ではないでしょう。


主に江南高校、一宮南高校、丹羽高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。江南市では、西部中、布袋中、古知野中、古知野西小、古知野南小、布袋小、布袋北小、一宮市では西成中、大口町では大口中の生徒が通っています。


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