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「問題集は3周やる人」が陥りがちな落とし穴

2023年07月12日 | 勉強のやり方
問題集って何周やった方がいいですか?

という質問を受けますが、正直、「愚問」です。

問題集は理解するまでくり返しやるのが正解で、何周やればいいかなんて基準は人によって/問題によって違います。

みんな勘違いしていますが、

・1周しかやらない →明らかに練習不足
・4周でも5周でもやる →時間と労力があれば否定しませんが

だから、目安として3周くらいやった方が、多分現実的だろうというだけで、それが正解ではありません。

そもそも、1周しかやらない人。

論外です。

天才でもない限り、問題集を1周やっただけでできる人はいません。

問題集を1周やっただけでテストを迎えている人は、

そもそも勉強のなんたるかがわかってないか、

やらない人です。

4周でも5周でもやる、それができるなら苦労しませんが、他の教科との兼ね合いもあります。

では、3周やれば確実ですか?

例えば、テストまであと3週間で、

テスト範囲の問題集が20ページあるとします。

駄目な人は、

20÷3=6.7≒7ページ/週

として、1週間で7ページのペースでやろうとします。

これだと1周しかできませんよね?

じゃあ、20×3÷3=20ページ/週

として、1週目に一通り終わらせて、2週目に2周目、3週目に3周目で

OKって思っている人が大半だと思います。

これもダメです。

3周やればOKって誰が決めました?

正解は、

1~2週目で一通り終わらせて、2~3週目はまちがえた問題だけをできるまでくり返しやる

です。

まちがえた問題は何周やるかではなく、

まちがえなくなるまで何周もやる

が正解なのです。

そして、直前に、再度、一通り通してやります。

これなら、全体で最低でも2周、

まちがえた問題は4~5周以上はできるはずです。

難しい問題は、3周やればできるようになるなんて保証はどこにもありません。

4周、5周やって初めてできるかもしれません。

下手をしたら5周やってもできません。

でも6周やればできるかもしれませんよね。

ただ、全部の問題を4周も5周も6周もやるなんて、現実的ではない

できる問題を何周もやっても、できない問題ができるようになるわけじゃないですからね。

だから、できる問題は1~2周でかまいません。

その代わり、

できない問題を3周も4周も5周もやる

そういう心づもりでいれば学年上位は夢ではないし、

高校でも、同じやり方でやれば平均以上の順位を取ることが可能です。

問題は、そうやってやるか/やらないか。

それだけです。

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