僕の旅と彼方の友と

旅が好きアマチュア無線が好き、そんな僕の呑気な日々を綴ります。

「物見山」に登りました。

2006年12月24日 13時04分06秒 | 僕の日記

 「物見山」は群馬県と長野県の県境にある標高1,375mの小さな山です。2006年12月23日、この日は風も無く穏やかな天候で持って来いの登山日和でした。登山というよりハイキングの感覚で登れる山で、Gパンとスニーカーで登頂しました。
 さてお話は前後しますが、山肌が白く見えているのは「物見岩」という処だそうです。画像ですとさして感じませんがその白い色具合は生で観るとなかなか美しいものです。一体あの白い物は何なんでしょう。

 近くで見ると枝に氷が付着しています。「樹氷」の一種でしょうか。白色不透明で今にも壊れそうなもろい氷でおおわれているのが樹氷で、細かい氷の粒が積み重なってできて、風に向かって大きく成長し、羽毛やエビの尾などに似た形になるんだそうな。樹氷は山で、風が強く、雲や霧が多く出来る時によく出来るそうです。    


 山頂直下の牧草地ではこの「樹氷」がまるで桜の「ソメイヨシノ」の様に咲き?乱れていました。



 「浅間山と樹氷と牧草地」、絵になっています。浅間山が少し霞んでいるのが残念です。上記三枚の紫色の枠のある画像は、クリックすると拡大します。

 お話は再び「物見山」に戻ります。山道を車を走らせていると、見落としそうで意外と目立つ看板がありました。駐車場はありませんが、この看板の近くに停められるスペースがあったので、そこに車を停めることにしました。

 こんな感じのスペースです。実はここ、この上の牧草地へ向かう入り口でもあるのですが、よもやこの時期に草を刈りに来ることは無いだろう、ということで遠慮しつつ停めさせていただきました。

 緩やかな登山道です。今回も楽勝コースです。20分もあれば山頂に到着です。ちなみに右に見えるのが牧草地に向かう道路のゲートですしっかり閉まっています。さすがにこれが開いていたら、入り込むことは勿論、停めることも出来ませんでした。

 登山道を少し登るとなぜかコンパクトカメラが設置してありました。野生動物を観察する為の装置だそうです。生命体はその体から赤外線を発生させています、カメラのレンズのすぐ上の白い丸い部分はおそらくその赤外線を感知する装置で、感知するとシャッターが切れる仕組みになっているんだと想像しました。

 瞬く間に山頂に着きました。すると既に先客が居て、懸命に写真を撮られていました。天気が良かったので、多少の霞があったかもしれませんが良い写真が撮れたのではないでしょうか。

 早速昼食を摂ることにしました。実は此処へ来る途中の関越自動車道で、僕たちが走行している間に二度も追突事故があり、渋滞で到着が予定より大分遅くなってしまいました。この画像を見ていると犬が飼い主から餌を貰うのを待っているようです。
 首から提げている携帯電話が開いているのは、モブログをアップロードしようとしている最中だったからです。

 S氏 「はぁい、出来ましたよぉ~。」
 nfw  「ばうわうっ!へっへっへっ」

 食事の内容は、小豆を甘く煮たものに煮込んだ南瓜とお餅をさらに煮込んだものです。福島県などで冬至の日に食べる慣わしがあるそうな。
 大阪は道頓堀近くの商店街の一角に「刺抜き地蔵」があります。その前に『夫婦善哉』(めおとぜんざい)という暖簾が架かったお店がありました。こういったものを食べると、あの店まだ在るんだろうか、などと思ってしまいます。

 「物見山」から見た「浅間山」です。いつ観ても美しくそびえています。この日は噴煙は上がっていませんでした。


 「物見山」から見た「妙義山?」何だか趣が違って見えます。


 「浅間山」をバックに、はい!ポーズ 。Y君でした。



 「浅間山」をバックに、はい!ポーズ 。S氏でした。食事の用意有難うございました。美味しかったです。

(追記)
 じつは僕は山頂での滞在もほどほどにして、登山口に停めた車の中で無線を始めていました。1時間半程でしたが、JL1WVA, 7K4XVO/1, JH1IPA の各局と交信願えました。有難うございました。
コメント
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