H氏S氏Y君と僕の四名は朝5時に東京は板橋を出発、一路長野県「高天原」へ向かいます。「高天原」って長野県にあったんですね、てっきり朝鮮半島か
支那中国大陸にあったと思っていました。まあ戦争(大東亜戦争)中は富士山にあったと主張した人も居たみたいですけど・・・。
それはさておき
今夜泊まる宿、『ホテル銀嶺』です。ここで昼食の弁当をもらって登ります。
これからあのリフトを利用して途中まで楽して行くことにします。
ちなみに画像をクリックするとライブ映像を御覧になれます。
それでは出発です。
◎コースはリフトを使って東館山(標高2,030m)山頂付近まで行き、そこから寺子屋山(標高2,125m)を経て、ノッキリの分岐から岩菅山(標高2,295m)山頂へ向かいます。
立派な設備です。片道330円で利用できます。帰りは別ルートで帰りますので、片道切符のみ買いました。
ビデオカメラのメモリー不足で中途半端な動画となってしまいました。ゴメンなさい。景色も天候のせいもあってたいした事ありません。お暇な方だけご覧ください。
なんやかんやで10分程で到着です。文明の利器を使うとやっぱり楽ですですねぇ。
長野オリンピック時の記念施設がありました。1998年2月第18回冬季オリンピックがここ長野で開催されましたが、これはアルペンスキー大回転の競技施設跡です。
東館山山頂の標識です。オリンピック会場跡だけあってかとても派手でした。
木道は雨が降ると滑りやすいので注意が必要です。
あれれ!木道は真っ直ぐなのに標識は左方向を示しています。とりあえず標識を信じて左へ進みます。
まあ登山道らしい道ではありますが・・・。
また木道になって、沼の脇をくるりと廻って・・・。
もと来た道へ・・・。なんやねんこれ・・・。
標識に裏切られつつも気を取り直して進みます。
ゲレンデに出ました。勿論雪は全くありません。
目的の山である岩菅山が大きく見えています。まだまだですねぇ、ここからあと3時間位でしょうか。
何て書いてある?と聞かれたので、「ハッ!イワスゲヤマトザングチと書かれていたと思われます。隊長殿!」と答えておきました。
目的の山の山頂まであと3.9キロですか、まだまだですねぇ。
寺子屋山(標高2,125m)山頂に到着です。H氏は高度計の再セットをしています。
登山道らしくなってきた道をY君は気合を入れて進んでいます。
目的地まであと3.4キロ~っ!さっきから500mしか進んでないなんて・・・。でもまあそんなもんです。頑張ります。
晴れていれば良かったんですけど、この天気で芳しくない景色です。それはそれで良い思い出かもしれません。
一瞬の間雲が切れたので撮影しました。まだまだ遠い道のりです。
一応記念撮影。
右側は深い谷になっています。でも怖いという感覚ではありません。
岩菅山が真近に迫ってきました、ノッキリの分岐までもう少しです。Y君の着衣に注目です、合羽を脱いだり着たりしています。そういう天気だったんですねぇ。
この位置から登山道に梯子があることや、下山者が居るのが判るんだそうな。眼鏡を持ってこなかった僕には判りませんでした。
と言う訳でノッキリの分岐に到着です。帰りはここからアライダ沢を伝って小三郎小屋跡へ向かいます。なにはともあれあと30分少々といったところでしょうか。あと一分張り!です。
♪丘を越え行こうよ~っ口笛吹きつ~つぅ なんて晴れていたら歌いたいところですが、生憎の天気で残念です。
かなりの勾配になってきました。でも頂上まではモウ直です。
なんだ坂こんな坂・・・。
と言う訳で山頂に到着です。少し休んでホテルで貰ったお弁当を頂きました。
もちろん記念撮影も怠りません。はいチ~ズッ!
晴れていれば360度の大パノラマらしいのですが、ご覧のとおりのありさまでした。残念無念。
山頂には立派な避難小屋もありました、まだ出来立てのようです。すこし離れた所にはトイレもあります。
小屋の内部です。湿気が多いのは気になりますが、他はまあ十分ですね。アマチュア無線をやるとなると、窓が開かないのでアンテナの設置に工夫が必要になると思います。
はてさて下山開始です、ノッキリの分岐まで来ました。ここからアライダ沢方向へ向かいます。
Y君の膝の調子が良くないようです。大丈夫かな。
岩菅山を振り返ってみました。山頂には相変わらず雲が懸かっています。
こちらのコースはその行程の多くが階段です。楽といえば楽ですが辛いといえば辛いです。
沢の音を聞きながら一休みです。
アライダ沢です。
動画で撮りたかったです。残念です。
右の流れが沢で左は水道の様です。
沢の音を聞きながら下って行くのはいいもんです。
山葵が自生していそうな所ですが、山葵がどんな姿か分からないのが残念でした。
岩の裂け目から清水が湧いていました。美味しそうな水です。
三郎小屋跡まで来ました。ここまで来たらあと少しです、10分位でしょうか。
H氏はホテルへ電話してます。ここで電話すると下まで車で迎えに来てくれます。
ホテルの人が迎えに来てくれました。有り難や有り難やあ~っ。
記念撮影です。ホテルの人が撮ってくれました。