昭和42年(1967)の“加須良集落”集団離村を機に、白川村は“民家保存モデル”として「村立白川郷合掌村」(現・・合掌造り民家園)を設立しました。
白川村の保存運動の原点となりました。
合掌造り民家園パンフレットより。
野外博物館『合掌造り民家園』の入園料は大人500円・子供(小中高)300円です。
青い空と雲、山の端と合掌の屋根、蝉の声とせせらぎ。真夏の白川郷です。
沢山の観光客がいて、人が写らないようにするのに工夫が必要でした。
建屋100坪くらいはあるんじゃないかと思うくらいの大きな住宅が幾つもあります。
勿論家の中も十分な広さです。囲炉裏も広間の中に複数ありました。昔は大家族だったのでこれくらいは普通だったのでしょう。
一つの囲炉裏の大きさも若干大き目のような気もしました。
大八車の存在に違和感を感じません。まるで江戸時代にタイムスリップしたようです。ここでは時間がゆっくりと流れているようです。
「ふう~っ」と息を吐きたくなる風景。村全体がそんな中にあります。
昔は実際に使用されていました。
こちらは民家園に隣接する住宅です。
今でも集落は存在しています。昔とは異なり今ではかなり財政は豊からしいです。良かったですね!
深山も古里なれば
これ地上の楽園
ともし火細くとも睦みて
太古永遠を語る
この里に老いを養うて
青年は去らず
海野金一郎
『飛騨の夜明け』“孤村のともし火”より
これ地上の楽園
ともし火細くとも睦みて
太古永遠を語る
この里に老いを養うて
青年は去らず
海野金一郎
『飛騨の夜明け』“孤村のともし火”より