9月21日から24日にかけて飯豊山登山を行う予定だったのですが・・・。
21日夕方S氏の自宅のある練馬区を出発して、東北自動車道を経て磐越自動車道を深夜まで走りました。この日はサービスエリアで車中泊して翌朝この福島県喜多方市の川入の登山口へ来ました。
登山口からの山道はまあハイキングみたいなものでした。しかしこれから飯豊連峰を縦走する訳ですから気を抜く訳にはいきません。ちなみにここを10時に出発しましたが、実はこれが失敗の一つの理由でもあったのです。
こんな感じの登山道も次の分岐点まででした。
ハイキングコースと登山コースの分岐点にあった石標です。昔は飯豊山本山にある神社にお参りする人が沢山いたそうな。その人達の為の設備跡も登山道には幾つか残されていました。
一戸川の流れの音と木々の緑が気持ちが良かったです。それもこの辺りまで・・・。実はこれからが大変な道のりで、写真の撮影どころではなかったのであまり画像がありません。
かつては登山道の所々に御休み所があったようです。整地されていて建物の基礎などが残っていました。
少しでも歩きやすくするためでしょう、このように山を削って道が造られていました。ちなみに壁の両側には「砂」がありました。この山が僕の持ち山でしたら大金持ちです。
ここも多分昔の御休み所「横峰」です。もっとも今でも登山客の人達はここで休んでいるようですけど。僕達もここで休んで昼食をとりました。
少ない水場の一つです。冷たくて美味しかったです。
剣ヶ峰まで来ましたがまだまだ先は長~いのです。
「三国岳避難小屋」に着きました。なんとここまで6時間もかかってしまいました。この場所へ来る直前の岩場が難所で疲れきってしまい、また時刻も4時を過ぎてしまったのでここに泊まることにしました。
避難小屋の内部です。いまの時期は無料で利用する事が出来ます。これだけの設備をタダで利用できるのですから、日本は良い国です。
ここから「動画」となります。避難小屋にて酒盛りと夕食をしています。本当はもっと長時間の撮影でしたが、電気が無くつまりは明かりが無いため暗くて見えなくなってしまったので、後の部分はカットしました。
三国岳から観た朝の景色です。雲海が綺麗でした。実はこの後雨が降り出して、飯豊山本山まで行くかどうか迷いました。ここからまだ片道3時間かかります。さらに登山口まで降りるとなると何時なるやら。ということで「面倒だから止めよう」ということになってこのまま下山する事にしました。
おまけ
下山した後、麓の民宿「しゃくなげ荘」に泊まりました。翌朝の朝食の風景です。