僕の旅と彼方の友と

旅が好きアマチュア無線が好き、そんな僕の呑気な日々を綴ります。

伊豆ヶ岳に登りました。

2008年06月03日 20時49分15秒 | 岳人倶楽部

 平成20年6月1日は、日頃の行いの悪さにも係わらず好天に恵まれました。この日、先週登る予定でしたが悪天候の為中止となった『伊豆ヶ岳』に登りました。


 利用して鉄道は西武池袋線で「正丸駅」にて下車。この日多くの観光客の方が来られていました。左に写っているのは売店で、お土産・お酒・うどん・そば等があります。お弁当は売ってませんでした。僕は少しお腹が減っていたので「きつねそば」を頂きました。味は普通の立ち食いと同じでした。

 天気が良かったせいか、多くのライダーも集まって来ました。峠でぶっちぎり合いでもするんでしょうか、元気が良くて羨ましいです。


 正丸駅から伊豆ヶ岳に向かうには、一つしかない改札を出て右側直ぐの階段を下ります。この階段少し変わっていて、普通斜面に直角に造られていますが、こちらは斜めに造られています。降りにくくて手摺りが無いと転びそうでした。


 階段直下にある標識です。登山口までちこちにあって迷う事は無さそうです。


 西武線のガードを潜ります。


 良く晴れた日、長閑な山村の道をダラダラと歩いていきます。


 伊豆ヶ岳山頂までの今回のルートは殆んど渓流脇の登山道でした。水の流れの音がとても心地よいです。


 『安産地蔵』まで来ましたが、登山口までは未だ少し先です。


 のんびり歩いています。別に疲れた訳ではありませんが、何となく小休止したい気分・・・、と思ったら。


 
茶屋がありました。休もうかなとも思ったのですが、三人とも自分では「若い!」と思っているので、そのまま行って帰りに休む事にしました。


 何をお土産にするか今のうちから品定めをしておきました。僕は自家製梅干、S氏はよもぎ饅頭。ちなみによもぎ饅頭は帰りには売り切れていました。お気の毒です。


 道には至る所に塩カルや砂が置いてありました。この道の冬季の様子が思い浮かびます。あんまり住みたくないですね。


 前日までの天候は芳しくなかったのですが、この日は本当に良い天気でした。他の二人はともかく、僕の日ごろの行いの良さが功を呈したのだと思います。


 殆んど朽ち欠け果てた橋がありました。一応バリケードはありますが、渡る人はいないでしょうねぇ。



 登山口が見えてきました。帰りは別ルートですがこの近くに下りてきます。

 「馬頭さま」の祠がありました。一応頭を下げておきます。



 ミラクルゾーン!巨岩がたった二本の細い枝で支えられています。もちろん嘘です!登山客の方が杖代わりに使ったものを置いて行ったのだと思います。

 さあ登山開始です。Y君の背中にあるのはヘルメットです。何故持ってきたかは後で分かります。


 うっそうとした森の中、新緑と相まってエネルギーが満ちているような感を覚えます。


 渓流の音を聞きながらひたすら歩きます。




 動画でもご覧ください。渓流の音をBGMにひたすら歩いている様子です。

 大きな石がゴロンと・・・。登山道ならではです。


 この登山道では渓流を渡る木橋を幾つも通ります。


 「ええっ、そっちじゃないんじゃないの。」実は画像右手に向かって坂を登っていく方達がいて呟いています。別の方達は直進していきます。僕達もそうすることにしました。


 「たぶんこっちですよ。」Y君がいいます。すると先ほど別方向へ登った方達が「すみませ~ん。こっちでいいんでしょうか~あ。」と声をかけてきました。距離はそんなに離れていません。「たぶん違うと思う。」と答えておきました。


 なにせ昨日まで雨が降っていました。渓流の水は増水してるのかもしれません、といってもたいしたことはありませんでしが・・・。登山道との区別がつきにくくなっているのも事実でした。


 森の木々に話しかけられたような気がしました。 「おい。喉渇いてないかい。」




 言われてふと下を見ると、木の根っこから水が湧き出ていました。渓流の水には寄生虫が存在する可能性があります。煮沸しても死なない強情な奴もいるそうな。でもこの水なら安全そうです。一応飲料水の確保は完璧ですのでここは遠慮しておきました。


 『Paramount Rock』と勝手に名付けました。パラマウントムービーのロゴに何となく似ている気がして・・・。でもまだ似ている岩がこの後登場します。

 少し急登になってきましたが、ここを過ぎればあとは稜線伝いの道です。


 道はぬかるんで滑りやすくなっています。ロープがあったので使いました。


 稜線にでたので一寸休みました。用意してあった水を飲んでいます。


 ここにあった標識は朽ち果てかけていました。まあ方角は分かるので別に問題ありません。


 先ほどの急登の道とこの稜線の道とは直交していて、急登の道から左は私道で通行不可。右へ向かえば伊豆ヶ岳山頂です。



 さあ!一服したことですし、さらに進みます。鎖場はまだかあ~っ!

 歩きます。


 歩き続けます。



 出ました!鎖場です。正面が男坂と呼ばれる鎖を使っての登りです。直下の右側に女坂と呼ばれる別ルートの登山道があります。さらに女坂の手前に正丸峠への道があります。帰りはこの正丸峠経由のルートで下山します。


 詳しい画像を載せます。この画像の左が男坂(鎖場)、右が女坂です。行けば分かると思いますけど。

 『落石危険』の看板がありました。ネットの情報で既に承知していました。ヘルメットを持ってきたのはこの為です。(僕は持って来ませんでしたけど・・・。)先にはロープも張ってありましたが、強行突破です。もちろん自己責任で。



 画像ではよく分かりませんが、直角ではないにせよそこそこの角度はあります。
さあ行きますか!


 エッチラ・オッチラ登ります。


 岩が其処此処湿っていて滑り易くなっていました。鎖があるので落ちる事は無いと思いますが、足を滑らせて向うずねでも打ったらかなり痛そうです。

 男坂を登りきるとまた平坦な道がと思いきや・・・。


 また岩登りです。始めこの岩の左側を迂回するのかと思ったのですが、道が途中で無くなっていました。岩を登るしかなさそうです。ちなみにこの岩には鎖はありません。



 さてこちらが先ほど書いた『Paramount Rock』のもう一つの似ている岩です。いま登った岩を振り返ったところを撮影しました。『Paramount Rock Second』と名付けました。

 なにやら人がたむろってます。山頂でしょうか。

 ※gooブログでは1回に投稿できる記事の文字数がHTMLのタグを含めて1万文字となっています。これ以上記載不能となりました。続きは後日掲載します。
ゴメンなさいです! 
コメント
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