僕の旅と彼方の友と

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尖閣諸島中国漁船衝突事件 流出ビデオ感想

2010年11月07日 22時18分17秒 | 僕の日記


初出のsengoku38氏の投稿はアカウントごとYoutubeより削除された様ですが、”senkakunotate”とのニックネームで再び投稿されているようです。僕は一応コピーしておきました。動画の投稿の是非については後述するとして、とりあえず各映像の感想を書いてみることにしました。

左の画像はナレーションによると尖閣諸島久場島沖で中国漁船が領海侵犯して漁をしている様子です。




日本の巡視艇が直ぐ側にいるにも拘らず堂々と漁

を続けています。完全にナメられています。









撮影時刻は№2とほぼ同時刻か?別のカメラで撮影

されてるようです。











網を巻き上げた後、巡視船に突入してきます。一回目

の突入ですがこの段階では故意か見張り不足かは僕

に判断出来ませんでした。







TV等で放映されたのはこの動画のシーンです。船の

軌跡からも意図的ぶつけて来たのが判ります。船の

鋼板の厚さもエンジン出力もぜんぜん違うであろう相

手に、このような行為に出るのはまともじゃありませ

ん。




別の巡視艇から「みずき」が体当たりを受けた様子を

撮影した映像です。意図的であったことがはっきりと

判ります。





  
 さて動画を貼り付けておいてこんな事を書くのも変ですが、僕はこの動画を投稿した事には否定的な意見を持っています。まず"sengoku 38"を名乗るのは良くありません。僕もかの官房長官を快く思っていませんが、このような形で名を連想させるニックネームを使うのは卑劣であると思います。【尖閣の盾】の方は某小説家の「盾の会」を連想させるもののなんぼかましです。
 動画の投稿が国益に合致するか否かを考えてみると否との結論に出ます。理由はどうあれ政府が未公開と決定したなら公にすべきではありません。イージス艦のデータ流出といいこの件といい、各国の政府は日本と機密情報の共有を拒むようになるに違いありません。もともと外交能力が劣悪なうえにこようのうな悪条件が加わることは、一国民として如何ともし難いもがあります。

 政府に対してはいつものとおり言葉もなくただあきれるばかりです。かつて江沢民が「日本などという国は20年後には無くなっている。」などとほざいてましたが、現政府の元では本当の事になりかねないと不安を抱いてしまします。細かい意見については動画にコメントされてる方々とほぼ同じなので割愛します。

 海上保安庁についてはえらい!立派!皆さんのおかげで安逸な生活をむさぼれるのかと思うと頭が下がります。この映像を政府が公開不可としたことには、さぞ断腸の思いだったことでしょう。

 中国政府のありかたはやはりおかしいです、時代感覚が相当ずれてますねぇ。日本で言えば明治時代から昭和の初めくらいの頃の感覚でしょうか。世界はもはや力で他国を支配する時代ではありません、支配されていると思わせないようにして支配する時代です。ここで「釣魚群島(尖閣諸島)は中国の領土である。だが事案を暴力によって解決することを是としない。」とでも発言し問題の船長を拘束でもすれば、日本の政治家は馬鹿が多いですから喜んでホイホイ言う事を聞くに違いありませんし、各国も中国も少し先進国に近づいたと思ってくれるかもしれません。ただ国内的には日本と同様「弱腰」との批判があるかもしれませんけど・・・。
コメント
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