僕の旅と彼方の友と

旅が好きアマチュア無線が好き、そんな僕の呑気な日々を綴ります。

秋の飛騨・高山の旅

2009年09月23日 10時31分52秒 | 岳人倶楽部

 ラジオの天気予報によると芳しくない筈だったのですが、この日9月21日の中央道「八ヶ岳PA」はよい天気でした。山下に広がる黄金色の田はまさに豊穣の様を呈していました。

 これから何度目かの飛騨・高山の旅です。どうなることやら。

 高速を降りて国道158号で一路高山市へ向かいましたが、上

高地へ行く車の大渋滞にハマリ参りました。高速出口から3時間

位かかったと思います。やっと渋滞を抜け出たあとに立ち寄った

のが『平湯大滝』です。





 
平湯大滝について
日本の滝百選
幅6メートル 落差64メートル

平湯温泉の発祥を伝える『白猿伝説』
 今から四百五十年ほど前、甲斐の国の軍勢が飛騨に攻め入りました。
 このとき、疲労困憊(ひろうこんぱい)した甲斐の兵士たちがやっとの思いで平湯大滝までたどり着きぼんやりと滝を眺めていると滝の口から一匹の年老いた白猿が降りてきて、山中にこんこんと湧き出る温泉へと導いてくれました。
 これが平湯温泉の始まりと伝えられています。

現地案内板より



 ここでは足湯に浸かりながら食事ができますが、僕達はとりあえずパスしました。





 完全に観光地と化していて休日の人の多さには少し閉口です

が、それでもまあ一度は来て見る価値はあるかと思います。








 お話は一気に高山市の「古い町並み」へ。ここへは僕個人は三度目となる旅です。
 完全に観光地化して特に休日など混むようですが、それなりに楽しめる場所です。


 H氏とS氏が漆器類を興味深げに物色していました。そんな趣味があったとは意外です。




 この街中にある『久田屋』というお店で昼食を摂ることにしました。「飛騨牛朴葉みそ焼き」1,900円です。ボリュームと比べて少し値段は高い気もしましたが、せっかくここまで来たのですから美味しく頂きました。
 お店の中には色々アンテーク物が展示されていて、雰囲気は良かったです。


 この日は山中にあるコテージに泊まります。皆テキトーに疲れてはいましたが、近くの温泉で一風呂浴びてビールを飲むこにしました。



 なかなか快適な所で、バス・トイレはもちろん流し・冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器・ポット・食器洗い器まで揃っていました。
それでも・・・まっ二度と来ないと思いますけど。



「こったら所じゃ生きていげねぇ。」かつて白川村は山間の豪雪

地帯でそれはそれは厳しい生活環境だったそうです。離村する

集落もありました。と・こ・ろ・が。!発想の転換で離村した集落

を観光地にしてみたら、なんとこれが大当たり!今では観光客

が引きも切らさずやって来て、観光収入も大幅UP! 

世の中何が幸いするか解かりません。

 二年ぶりだった思います 白川郷。前回ま夏でしたが、秋の風景もまたいいですねぇ。



 これらの家々には実際に人が生活しています。



 生活の匂いを感じる風景もまた旅の楽しさの一つです。

 大八車の車輪?が何気に置いてあるのが良い雰囲気を醸しだしています。




 白川村の主な産業は観光と農業。合掌造りの家と稲穂が良く似合っています。



案山子も豊作を喜んでいるようです。



 家の中も見学してみました。囲炉裏のある家って良いですよねぇ。ほっとした団欒がありそうです。ちなみにY君の隣のオジサンは見知らぬ人です。



 『民家園』が開園されたので入ってみました。古い水車小屋があって中を覘こうとしたら「修理中」とのことでした。



 藁葺の葺き替え工事をしていました。かつては村民総出で行っていたそうですが、今では業者に頼むそうです。まっお金は持ってるようですから。村興しが成功した代表例のようです。
終わり
 

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