こんにちは、寒くなってきましたね
インフルエンザが流行っているので、体調管理に
気をつけましょう。
今回、子育て支援に関して私の思っている事を記載します。
子供を育てていく中で、一番お金がかかる時は、大学入学時ではないでしょうか。
日本の大学にかかる費用は、入学から卒業まで学部により異なりますが、
トータルで、400万円~700万円ぐらいでしょうか。医学部ですと2000万円以上です。
このお金がかかる時の親の年は、40代から50代前半だと思います。
日本は、長寿国となり、寿命は80歳を超えています。老後の生活の為にも、
貯蓄してきたお金が子供の大学費用に使用すると、無くなります。
老後の生活が不安になりますね。本来は、65歳から年金を受給して、安心して
暮らせていければ、不安も無いのですが、日本は、少子化が進み、年金財源確保の為、
政府は、年金支給金額の引下げや受給開始年齢の引上げなどを検討しています。
支給開始年齢が70歳となれば、50代前半から、70歳までの20年間働き続けなければ、
その間、生活できません。
また、そもそも貯蓄が無ければ、親は子供に大学費用を出せませんので、子供は、
奨学金を利用してお金を借りて、大学に行き、就職してから返済していきます。
長期にわたり返済していく為、生活苦により、返済が出来なくなっている人も
出ています。このような状況の打開策として、いち早く東京都は、2024年度から
都立大学の無償化を発表しました。そして、政府は少子化対策の一環で、3人以上の
子どもを持つ世帯に対し、所得制限を設けずに大学の授業料を2025年度から無償化する
方針を固めたと報道されています。この費用は、都民や国民の税金が使用されると
思います。この無償化ですが、良い政策だと思う前に考えなければならない事があると
私は、思います。
そもそも何のために高い授業料を払ってまでも大学に行きたいのか?
何を学び、将来何をしたいのか? そして、そもそも勉強したいと思っているのか?
よく考えるべきだと思います。みんなが行くから行くとか、とりあえず行くなど、
実際に大学に行ってはいるもののアルバイトが中心になっている学生も大勢いると
思います。
18歳の人口は、1990年度約200万人程度で、大学進学率30%以下、
2022年度約112万人程度で、大学進学率56.6%で過去最高
この人口が半分近くまで少なくなっているのに、進学者は、著しく増加している。
昭和の時代の一流大学を出て、大手企業に入社すれば、終身雇用で安定した給料が
もらえる時代はとっくに終わっている。しかもむかしから一流大学に入学できる人数は
少ない。聞いたことのない大学を卒業しても大手会社に入社できない状況は、昔と変わらない。
専門学校で手に職をつけるとか、やりたいことがないのであれば、無理に大学に行かずに、
働きながら将来を考えてみるとか、いずれにしても大学に行けば、人生が良くなるとは、
限らない事を親や教師も教えるべきであり、本人もよく考えるべではないだろうか。
大学の無償化か進めば、益々、とりあえず大学に行くという学生が増えるとすれば、
その費用は、誰が支払う事になるのか。
本当にこの無償化政策は、子供にとっても良い政策なのか、考えるべきだと思う。
PS
30年以上続いたデフレ経済から急激な物価高騰、中小企業の倒産件数は、増加の道を突き進み
給料はあがらない。ラーメンも少しづづ値上がりし、今、お店で食べると800円~1000円ぐらいですかね。
徐々に価格が値上がりしているので、以前ほど、あまり気にしなくなってきましたが、
先日、ハンバーガーを1つ購入したら1000円と言われて、価格高騰していると強く感じましたね。
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