こんにちは、
コロナ感染による緊急事態宣言も解除されました。
徐々に、外出する人も多くなり、道路も混雑してきましたね。
第2波がくる可能性がある為、3密(密閉・密集・密接)は、
避ける事を意識して対応する事が必要ですよね。
密接としては、2m以上距離を離すと言われていますが、
4mぐらい迄、ウイルスは飛ぶという話も聞きますので、マスクは、
必要ですね。
さて、住宅建築と地震と地盤について、記載します。
ご存知の事と思いますが、住宅建築をする際には、耐震基準と
耐震等級がありますよね。耐震基準は、建築基準法による人命を守る事
を目的に、2000年に改正され、新耐震基準が設けられました。
耐震等級は、人命を守るだけでなく、住宅の被害を少なくする事を目的に、
2001年に施行された「品確法」で、規定された耐震性能の指標のです。
耐震等級には、1~3がありますよね。
大地震の前に、前震が来る場合が多いと思いますが、2016年に起こった
熊本地震は、前震が震度7、マグニチュード6.3の後に、本震が28時間後に
震度7、マグニチュード7.3が発生しました。つまり大地震が2回連続で
起こりました。この地震により、住宅全壊8667棟、半壊34719棟になり、
前震では、なんとか持ちこたえたが、本震で、倒壊してしまった建物も
あります。木造住宅を倒壊させる周期は、1~2秒で、この地震の加速度応答は、
3Gを超えていました。新耐震基準の建物も被害を受けていたと報告されています。
地盤が軟弱な場合は、地震による建物の揺れも大きくなります。地盤が軟弱な場合は、
建物の必要壁量、直下率の検討や接合部の強化をする事が必要ですね。
今後、巨大地震がくる可能性が高いと言われています。建物の耐震性能も重要ですが、
地震による地盤の液状化、斜面の崩壊など、地盤についても検討する事が大切です。
PS
コロナウイルス感染者数もかなり減ってきています。今後の世界経済の落ち込み
は、リーマンショックの数十倍とも言われています。日本もコロナ倒産は、現在、
200件となり、今後、非常に厳しい時代になりそうですね。
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