グレアム流で割安株探し

～今日の日経から～

米著名投資家ウォーレン・バフェットが師と仰ぐベンジャミン・グレアムは
証券投資理論の父といわれ、その割安株を発掘する投資基準には今も信仰者
が多い。その投資基準を日本株に当てはめて割安株を探した。

グレアムは割安優良銘柄選別基準として「安全性」「割安」の基準を体系化
した。
・負債合計が株主資本より小さい
・流動資産合計が流動負債合計の二倍以上
・負債合計が純流動資産の二倍以内
・一株利益が5％以上減益となったのが過去10年のうち2回以内
　これらを全て満たす銘柄（新興市場・金融株を除く）
株価の割安さについては、PBR1倍以下という条件で銘柄を選別し
PERの低い順にランキングした。

　　社名　　　　負債比率　　　流動比率　　　予想PER
1、巴工業 　　　　0.58　　　　　　2.3　　　　　　　5.4
2、中央紙器　　　0.29　　　　　　3.8　　　　　　　5.4
3、日本化産　　　0.28　　　　　　3.5　　　　　　　6.0
4、帝国繊維　　　0.69　　　　　　3.0　　　　　　　6.8
5、中央自動　　　0.30　　　　　　4.2　　　　　　　7.0
6、共立マテ 　　　0.34　　　　　　3.7　　　　　　　7.5
7、三条機械　　　0.38　　　　　　3.4　　　　　　　7.6
8、積水樹脂　　　0.48　　　　　　2.4　　　　　　　7.7
9、アルメタ　　　　0.29　　　　　　2.7　　　　　　　7.7
10、パイオラ 　　 0.19　　　　　　4.3　　　　　　　7.9


Walter Beasley - Lil Touch of Jazz