私が今滞在中の「大理古城」でも地元の人々に人気がある「小吃」の一つに「餌絲」と言う麺があります。餌絲は米から造った麺の一種類で雲南省では多くの地方で、よく食べられて麺のようです。米から造った麺としては「米線」が有名で、昆明等では「餌絲」より、「過橋米線」の店が圧倒的に多いようです。
ここ大理市等では、どちらかと言えば「餌絲」の専門店が多いようで、特に「大理古城」も含め大理市では「餌絲」の店の方が多いように感じます。「餌絲」の食べ方は「炒餌絲」と言って「餌絲」を炒めた物もあるようですが、「ba肉餌絲」と云う食べ方一般的のようです。「ba肉餌絲」は大理市の魏山県が特に有名のようですが、「大理古城」は魏山県に近いせいか「ba肉餌絲」の店が多いです。
これが「ba rou」「粑肉」。豚肉を様々な調味料や香辛料とでじっくり煮込んで作る。肉がとても柔らかい。
大なべで「餌絲」を茹でている所。
茹で上がった「餌絲」。
茹で上がった「餌絲」に「ba肉」やひき肉、唐辛子を加えて出来上がり。「小碗」が7元、「大碗」(注:大盛)が8元。
この店では、テーブルに様々な調味料や香辛料が置いてあり、自分の好みに合わせて漬物やねぎ、香菜、唐辛子等も入れて食べる。
大理古城にある「ba肉餌絲」の店。この店には「ba肉米線」と「ba肉餌絲」の二種類があるが、「ba肉餌絲」の方が人気があるようです。メニューにはこの二種類しかありません。
こちらは「ba肉餌絲」以外にも様々な料理がありますが、やはり人気があるのは「ba肉餌絲」。
この店も「ba肉餌絲」「ba肉米線」との二種類のみ。やはり「ba肉餌絲」が圧倒的に人気があります。