中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

大理古城の「餌絲」

2013年06月01日 | 少数民族の食べ物

私が今滞在中の「大理古城」でも地元の人々に人気がある「小吃」の一つに「餌絲」と言う麺があります。餌絲は米から造った麺の一種類で雲南省では多くの地方で、よく食べられて麺のようです。米から造った麺としては「米線」が有名で、昆明等では「餌絲」より、「過橋米線」の店が圧倒的に多いようです。

ここ大理市等では、どちらかと言えば「餌絲」の専門店が多いようで、特に「大理古城」も含め大理市では「餌絲」の店の方が多いように感じます。「餌絲」の食べ方は「炒餌絲」と言って「餌絲」を炒めた物もあるようですが、「ba肉餌絲」と云う食べ方一般的のようです。「ba肉餌絲」は大理市の魏山県が特に有名のようですが、「大理古城」は魏山県に近いせいか「ba肉餌絲」の店が多いです。

これが「ba rou」「粑肉」。豚肉を様々な調味料や香辛料とでじっくり煮込んで作る。肉がとても柔らかい。

 

大なべで「餌絲」を茹でている所。

 

茹で上がった「餌絲」。

 

茹で上がった「餌絲」に「ba肉」やひき肉、唐辛子を加えて出来上がり。「小碗」が7元、「大碗」(注:大盛)が8元。

 

この店では、テーブルに様々な調味料や香辛料が置いてあり、自分の好みに合わせて漬物やねぎ、香菜、唐辛子等も入れて食べる。

 

大理古城にある「ba肉餌絲」の店。この店には「ba肉米線」と「ba肉餌絲」の二種類があるが、「ba肉餌絲」の方が人気があるようです。メニューにはこの二種類しかありません。

 

こちらは「ba肉餌絲」以外にも様々な料理がありますが、やはり人気があるのは「ba肉餌絲」。

この店も「ba肉餌絲」「ba肉米線」との二種類のみ。やはり「ba肉餌絲」が圧倒的に人気があります。

 



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