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今日は母につき合って、映画「
夕凪の街 桜の国」を
観てきました。
【解説】
広島原爆投下から13年後と現代に生きる2人の女性を通して、
現在までに至る原爆の悲劇を描く。
主演は、若手実力派女優の田中麗奈と麻生久美子。
共演には中越典子、藤村志保、堺正章ら多彩な顔ぶれが集結。
登場人物たちの人生や何気ない日常生活を通し、命の尊さを
語りかけてくる。
被爆した女性の抱える大きな悩み、そして発病して亡くなってしまう
悲しみ。
その女性の恋人と弟の悲しみ。
そして、現代となり、弟は年老いて、家族に黙って東京から広島
に向かう。
その後を追った娘はその過去を知っていく。
そんなお話しです。
悲惨な画面はなく静かなシーンが多かったですが、目は画面に
釘付けで、涙が何度もこぼれました。
ハンカチも涙で濡れてしまいました。
被爆した女性がやっぱりかわいそうでした。
被爆して悩んでいる女性を恋人は優しく抱きしめ、
「生きとってくれてありがとうな」と言いました。
このシーンはとても感動しました。
その女性の妹はやはり被爆して、女性がおんぶした背中の上で
「熱いよ~、痛いよ~」と言いながら亡くなりました。
妹は最後に「長生きしてね」と姉に言いました。
その女性が亡くなる時も、恋人と弟に同じことを言いました。
自分ももっと長生きしたかったと思います。
悲しいですね。
妹が父からもらった髪飾りは白く、姉は自分の赤いものと換えて
あげました。
姉はこの髪飾りで妹を想います。
その髪飾りは女性が亡くなって、母がつけ、次に弟のお嫁さんが
つけ、その娘がつけるようになります。
戦争の話を次世代に伝えるよう、その髪飾りが象徴しているようでした。
映画を通して、戦争の悲惨さ、原爆の怖さを強く感じました。
あまり気乗りしないで観た映画ですが、観てよかったです。
これを書きながら、映画のシーンをいろいろ思い出して、また涙が
出てきました。
他にも「はだしのゲン」「私は貝になりたい」…等、戦争の悲惨さを
描く映画には何度も泣かされます。
世界の中では今も戦争をしている国がありますが、戦争は絶対に
いけませんね。
映画を観ながら、風邪もひいているせいか、鼻水がたくさん
出てくるので、何度も鼻水をすすりました。
きっと周りの人には「よく泣いてる」と思われたかも。
ま、よく泣いてたけど…。
この映画は静かだったので、あせりました。
さて、この映画を上映したのはとても小さな劇場で、45人しか
入れません。
上映20分前に着くと、整理券をもらったんですが、私たちは
42・43番でした。
あっというまに45番まできて、その後に来た人たちは残念そうに
帰っていきました。
入れてよかったです。