「やぁ、じぇろぴです、にがみばしったイイオトコです・・・天たかく、にら肥ゆる秋」
ホントむくむくだね～
毛が伸びまくって、犬相悪いから、ジェロピにぴったりだね。
「なんですと！ やりなおしだ！」
「やぁ、じぇろぴです、となりはなにをするひとぞ・・・」
お客様におしりをむけてご挨拶ですか？
「いいんですよ、ワルらーなんですから」
ワルらーは俳句をたしなむんですか？
「ひねもすのたりのたりかなです」
ますますわかりにくいな。
ジェロピは演歌歌手を目指してたはずではなかった？
「えんかのこころは、ははごころ」
それは指圧の心ですよ。
では歌ってもらいましょう！
今絶好調のジェロピです、どうぞ〜！
♪あーきのゆうひーに～ てーるぅやーま～ もーみーじ～♫
「なんや～唱歌かいなー、しょーもな！」
何をひとりでずっこけてるんですか！
やっぱらーちゃんには、ワルは似合わないよ～
「そんなことないぜ、べいべー」
なんかムリしてる感じ～
「まだ修行ちゅうですからね、演歌のみちははてしないのです！」
いや、それは確かに、演歌の道は果てしなく遠いとは思いますが・・・
「ずんちゃんの腰がなおるまでには、イイ感じになってると思いますよ。それより、ボクにいい曲をくださいよ～」
良い曲～？
それがあればジェロピも売れるかな？
タイトルは・・・『どすこいらーすけのずんどこ節』でどう？
「ま、そんなのもありかもね！」
あら？ やけに素直で調子狂うね！