夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

ボクんちにいるヒト

2009-07-16 23:40:22 | つれづれ
「ニッポンの夏です!」
月曜日に梅雨明けしてから、連日気温が上がってる東京地方、強い日差しをまともに受けて、私のドカタ焼けに磨きがかかってきました。
もう水着もノースリーブも着られないレベルです・・・
「Jがかえってきましたよ」
昨晩甥っ子Jが香港から戻りました。
彼は幼稚園の1年間しか日本の学校に通ったことがなく、日本に友達が全然いないので、遊び相手がいません。
秋葉原に行くほかは、東京にいても楽しくありません。
ある意味かわいそう。
暑いし、家に閉じこもって、PCに向かってばかりです。
勉強しろ!
「ボクとあそべばいいのに!」
だって、ボクだって、寝てばかりじゃない!
姉はせっせとあちこち遊び歩いてます。
取り残された甥っ子はウチから一歩も出ず、にらと一緒にひきこもりです。
ふたりでお留守番してるけど、特に接触はないみたい(笑)
「ボクはあそんであげてもいいんですけどね・・・!」
・・・何して遊ぶの・・・?
「ひっぱりっことか、かくれんぼとか!」
・・・そうしてやってよ、喜ぶと思うよ・・・
大昔、何気なく見ていたクレヨンしんちゃんに『死体ごっこ』っていうのが出てきました。
それは、しんちゃんの子守を任されたパパが提案した遊びで、ルールは転がったまま動いちゃいけない、死体ですからね。
当然パパはそのまま寝てしまいますが、しんちゃんはちっとも楽しくない。
でも、私は妙にそれがツボにはまってしまいました。
それでにらとよく『死体ごっこ』をしています。
お気に入りの遊びです。
一緒に転がってるだけですけどね。
私的には『死体ごっこ』をして遊んであげてるってことになってます。
「ボクのほうが、じょうずですよ」
らーすけは、私が見ると、目を開けます。
死体は目を開けてはいけませんよ。
「したいはいびきをかいちゃいけませんよ!」
そりゃどうも、知りませんでした。
甥は、幼稚園から小学校までイギリス・香港・タイと渡り歩き、どこでも英国系の学校に通ったこともあり、中学入学と同時にイギリスの学校に入学して寮生活になりました。
彼にとっての友人の家は駐在員の家であったり、現地の裕福な家庭であったり、(特にタイのインターナショナルスクールに通うタイ人の友人の家は桁違いにお金持ちで、プールのある家とかめずらしくなかったそうです)日本の(特に東京下町の)庶民の家ってあまりなじみがないのです。
残念ながら超コンパクトなにら家が、彼にとってある意味、日本代表です。
「初戦敗退しそうですね」
初戦敗退・・・しかもコールド負けだろうね!
せっかく日本人に生まれたのだから、日本のこととかちゃんと知ってほしいけど
ほとんど興味がないようです。
「かっぷらーめんですよ!」
そうそう、日本の好きなものはカップラーメンですって!
でもね、上手に、ズルズルっと吸うことができません。
ムニムニ食べてます。
「ガイジンなんですよ」
そうだね、家に外人さんがいると思えばいいんだね!
箸で食べられるだけでヨシとするか〜