久能山東照宮
静岡の駿府城で隠居した徳川家康公が、古来静岡の要害だった久能山の重要性を認め、
遺命により久能山に葬られたことが由緒。
山側の日本平ロープウェイと、海側の石段からのアクセスがある。
三保の松原から10キロほど西、海側の石段へ向かう。。
(駐車場500円拝観料500円)
海岸線のイチゴ畑の奥に忽然と登り口の鳥居が立っている。
標高216mにも関わらず、上までこれといった休憩所やトイレが無い。(下にも無?)
勾配もきつく、つづら折りの石段が延々と続く。石段からは広大な駿河湾が一望できるので、途中立止り眺めながら、呼吸を整える。
ようやく、東照宮に着いた頃には陽が暮れかけていた。
楼門
拝観料を払い参道を登り始めると、灯篭の明かりが灯りだした。
なんだか千と千尋の神隠しの様な雰囲気だ。
正面の階段からは入れなくなっていて、右側から迂回して拝殿へとあがる。
(画像は明るくしてますっ)
石の間 天と地をつなぐ
拝殿左側から、逆コの字型に迂回して石の間を抜け、後方に上がると、
西面した形で廟が祀られている。
この配置は、出雲大社の逆コの字型の祭り方を思い起こさせられる。
正面の拝殿の方を向かずに、西面する配置にされているのは、
日本では出雲大社とここだけではないだろうか。
徳川家康は、古代の秘法を知っていたのではないかという説も頷ける。
廟
辺りは暗くなり、びょうびょうと風が吹き荒んでいた。
しばし黙想し、 下山。
廟にあった徳川家康の【金のなる木】
久能山東照宮
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