聖なる国 日本

ジェロニモの聖地・パワースポットのプログ。

天橋立

2013-04-28 | スピリチュアル

京丹後 【天橋立】


日本三景の一つ天橋立は、元々は籠神社の参道だったとのこと。


イザナギがイザナミに合うため天に上がる梯子を架けたところ、

倒れてきてしまい天橋立になったとの伝承がある。


北側にある籠神社までは、3.6kmの松並木のロングビーチが続く。

ロングビーチ


南側(文殊)にあるビューランド下の駐車場に車を止めてゆく。

一日¥500(セルフ)。ビューランドのリフト代(700)より安い。


ビューランドからの橋立


殆どの観光客はレンタルサイクルで天橋立を渡ってたが、持参した折畳み自転車で渡ってみた。


【智恩寺】

天橋立へは駅前の智恩寺の手前を右に入る。すぐ橋があり船が通るときは回転する。


【回転する橋】


天橋立の南側最先端まで行ってみた。特に何もなく、海鳥がこちらを見ていた。






こちらへ足を運ぶ人もなく、


まるでプライベートビーチの様にのんびりしている。




ここの静かな景観だけで、充分満足してしまった。


天橋立は毎年70㎝くらい伸び続けているらしい…

若狭湾を望む原発群を包もうとしている様だ。



ビーチから戻り、並木道を自転車で進む。(ややジャリ道…(-_-;)

中ほどの天橋立神社


横にある磯清水


名水100選の名水で、左右が海にも関わらず淡水が湧く不思議な井戸。


天橋立を渡るとすぐ籠神社がある。

籠神社 

京都府宮津市字大垣430


籠神社の創建は比較的新しく8世紀だが、奥宮の真名井神社は、

もとは真名井原と云われ神代より豊受大神が祀られていたとのこと。

紀元前1世紀、第10代崇神天皇頃に天照大神が大和からこちらへ遷ってこられた。


その後、第11代垂仁天皇の皇女である倭姫が天照大神を祀る場所を探し続け、

今の伊勢神宮へと遷っていった。

籠神社は伊勢神宮の故郷として知られ、元伊勢籠神社ともいう。

参道

一の鳥居

拝殿





伊勢神宮と同じ唯一神明造りの屋根

灯籠も伊勢神宮と同じ六芒星=ダビテの星(籠目紋)。

奥宮真名井神社もまた六芒星=ダビテの星(籠目紋)で知られ、

伊勢神宮にも祀られている豊受大神(外宮)が祀られている。

豊受大神の神紋が六芒星なのだが、真名井神社の由来には、

聖書に出てくる「マナ」が語源であるとの説もある。





真名井神社 二の鳥居

真名井神社こそパワースポットだったらしいのだが、

自転車で坂を登るパワーがすでになく(?)、

諦めて引き返し傘松公園へと向かう。


籠神社の奥からケーブルカーで傘松公園へとあがる。



傘松公園からの一文字

帰りは自転車ごと観光船に乗って帰る。

レンタルサイクルと観光船の往復セット(¥800)より少し高くなってしまった。



ローカルの海鮮レストランより対岸。



天橋立の西側 阿蘇海



宮津湾対岸の黒崎



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関口カテドラル 【マリア大聖堂】

2013-04-22 | パワースポット

関口カテドラルのマリア大聖堂


先月、9年間住んでいた東京から引っ越しをした。
東京から離れる前に一度行ってみたかった、文京区にある関口カテドラルのマリア大聖堂に行ってみた。


【関口カテドラル】は【カトリック神田教会】【四谷イグナチオ教会】と共にマリア・トライアングルと呼ばれ、人気の都内巡礼コースのひとつだ。

【関口カテドラル】を頂点とし【カトリック神田教会】【イグナチオ教会】それぞれの教会を結ぶと綺麗な二等辺三角形となり、それぞれの御御堂が他の教会に向うよう正確な角度で配置されている。

この三ヵ所は市ヶ谷駅をハブ起点とすると、関口(有楽町線・護国寺)イグナチオ(南北線・四谷)神田(新宿線・神保町)と全て地下鉄で周れる。早稲田の予言カフェなどもまわれば、東京スピ散歩ツアーといったところだろうか・・・


入口駐車場から

トライアングルは周らず、どうしても行ってみたかった関口カテドラルだけ車で行ってみた。駐車場も結構広く、一般の参拝客でも立ち寄り易い。



正面

正面から見るとわからないが、マリア大聖堂を上空からみると十字架の形になる。
グーグルでもしっかりとクロスを見ることができる。


上空から見た大聖堂。聖堂内から天井を見上げてもこの十字架が見える。


一歩中へ入ると、空気が変わる。

目の前に荘厳な聖堂が広がる、幻想的な空間だ。

大聖堂内部


他に参拝者は居なく、御御堂の正面からやや光が差し込むほのかな薄暗さが、瞑想を誘う。

そして、その空間いっぱいにパイプオルガンの雄大な音色が響きわたっている。

にも関わらず、不思議と凛とした静けさすら感じる。

聴く瞑想にまた意識が変わってゆく。



何か神事の最中ですか?と尋ねると、練習で弾いているだけとのこと。

関口カテドラルのマリア大聖堂のパイプオルガンは

「コンサートホールとは異なる本来の宗教的かつ霊的な音楽を奏でる。音色はクリアで濁りがなく、この大聖堂の長い残響の中にあって美しく響く」と言われるだけあるが、

或いは、それ以上のものかもしれない。

美しく、優しく、悲しくもあり、全てを包む慈悲がある。

 

https://youtu.be/uyFv-8rOQhY?si=GJJEUrHUzxKMD54G

ユーミンの「翳りゆく部屋」のパイプオルガンにも使われている事でも知られる。


正面礼拝檀の十字架


私は正面に座り感謝の祈りを捧げる。


涙が溢れてきた。

閊えていた何かが外れた様に、涙がどんどん溢れてきて止まらない。

ちらほらと他の参拝者が増えてきたが、

正面で肩を震わせて号泣している私に気を使ってか、後ろの方に座ってくれていた様だ。


暫く、涙が流れるままにしていた。


不思議な癒しの時間だった。

アチューンメントに近い感覚かもしれない。



ルルドの泉

一度、大聖堂から出て駐車場の奥にある【ルルドの泉】を見にゆく。


フランスにある本物のルルドの泉と全く同じものがここに造られている。

ルルドの泉マリア像

再び大聖堂の中の入口にあったオブジェを見学しにゆく。

イエスの亡骸を抱く聖母マリア、
ビエタ像・ミケランジェロ作(レプリカ)

ビエタ像の前には、参拝者が置いていったであろう献花がいくつか並んでいた。

それが、全く2000年の時を感じさせず、

まるでつい昨日亡くなられた方に手向ける様に、捧げられているのだ。



マリアトライアングルの、二等辺三角形の底辺の中心には靖国神社があり、

マリア様の被昇天(アセンション)が8月15日であることと、

終戦の日が同じ8月15日であることから、マリア様の導きを感じている人達もいる。

(勿論カトリック・神道ともにこうした考えは受け入れ難いことなのだろうが…)


私は、無宗教なので、信じることよりも感じることを大切にしたい。


亡くなられた方達の魂を、

限りなく大きな愛が、優しく、優しく、大切に包んでいる様に感じた。


四連の鐘塔


日ユ同祖論ではないが神道の【社ヤシロ】の語源が【ヤハウェのシロ】であるという異聞や、神道とユダヤ教の多くの共通点を知って、私はさほど違いを意識せずとも神社ばかりを遠出して周っていたが、東京にこのような場所があったことに、今更ながら驚かされた。



気学風水でいうと今年は9年に一度廻ってくる中宮に五黄土星がある年。

大凶方位がなく、自分のいる場所がむしろ凶?になる9年に一度の引っ越しに適した年。

奇しくもちょうど9年前、沖縄から東京へと引っ越してきた。


東京の9年間に感謝と、最後にこの大聖堂に来ることができたことに感謝。





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