聖なる国 日本

ジェロニモの聖地・パワースポットのプログ。

長野県松本市⛩️四社巡り

2024-10-19 | パワースポット

⛩️筑摩神社
⛩️深志神社
⛩️四柱神社
⛩️沙田神社

松本市内にある四社を巡ってみた。

それぞれの歴史が個性的で、滅多に参拝する事の出来ない貴重な神様も祭られている。


Ⅰ.【四柱神社】

長野県松本市大手3-3-2  

松本城大手門の広場近くにある

✨天御中主神
✨神産巣日神(カミムスヒ)
✨高皇産霊神(タカミムスビ)
✨天照大神

 

 

最初に天地を造られた創造神である天御中主と、カミムスヒ、タカミムスビ、

最高神の天照大神✨四柱の神様を祭る。

 

 

創建は新しく
明治時代の宗教政策で、松本に国民教化機関(教部省中教院)が置かれ四柱神が祭られたのが起源。

日本の神社の中では稀な起源を持つ神社だ。

 

 

歴史の教科書の1ページ目に🙏天照大神が登場した時代✨
かつての政策では国民教化・民族教育は全て宗教が担ってきたものが、近代的学校制度にとって代わられる混乱期があった事が偲ばれる。

 

『若返りの水』

門前の女鳥羽川沿いにあり、

『なわて商店街』が賑わっていた

 

 

 

Ⅱ.【深志神社】

長野県松本市深志3-7-43


⛩️菅原道真公を祭る

 

学業の神様として知られ、菅原道真を祭る宮は『天満宮』と言うが、

神社と言う社号で祭られているのは珍しいかもしれない、、😳

 

 

 

 

若き日の菅原道真公


人々の道真公への愛が凄かった

 

 

⛩️愛宕神社 ⛩️市神社 ⛩️金山神社

等、境内には地域の摂社・末社が沢山祭られている。

 

特にこの石棒の上の祠には感激!

このような祭り方も見たことがない😳

 


Ⅲ.【筑摩神社】

長野県松本市筑摩 2-6-1

⛩️筑摩八幡宮とも。

御祭神
応神天皇(中央)、神功皇后(左)、
多紀理姫・多岐津姫・狭霧姫(右)、

 

本殿は室町時代の小笠原氏による寄進

宗像三女神と言えば、タギリ姫、タギツ姫、サヨリ姫(市杵島姫)だが、

サギリ姫(狭霧姫)と言うのは聞いた事が、ない。😳

 

サヨリ姫は市杵島姫の名で知られ、

その名では彦火明命の御妻神として奈良の鏡作神社等に祭られているが、

サギリ姫の名は、天の狭霧・国の狭霧の神話にもない🤔

 

 

サギリ姫(狭霧姫)とサヨリ姫、

似てはいるが、間違えられるほどサギリ姫の御神名は知られてはいない。

私が寡聞にして知らないだけかもしれないが、、信州に何故、狭霧の国の姫が🤔

 

九州 狭霧の国

※狭霧姫についてご存知の方は是非コメントを🙏

 

 

Ⅳ.【沙田神社】
いさごだ神社と読む。(読めない😅)

御祭神
🔥彦火火出尊 (天孫族)
🔮豊玉姫   (海神族)

✨沙土煮姫  (神代七代)

 

 

古くから岩を祀る古代祭祀があり、北アルプスを流れる梓川沿いの鷺沢獄の山中に沙汰神社⛩️奥社が祭られている。


沙汰神社は1400年の歴史があり

創建は648年、大化の改新後、

孝徳天皇の時代に勅命により建立された。

6年に一度、諏訪大社の様に四本の柱を立てる古い祭りが残る。

 

 

 

⛩️御祭神の沙土煮姫(スヒヂニ)は、
神代七代の3代目にあたる女神で、豊雲野神の子

神代七代とは国常立神〜イザナギイザナミまで天地開闢の時代の7代の神々の事。

 

 

7代目のイザナギ・イザナミが八百神々を産み出す前の、古い神を祭る神社は貴重なので、お参りさせて頂けるだけでも有難い。

それにしてもなぜ海神族(ワダツミ)の神と共にこちらに祭られているのだろうか🤔

 

✨✨✨✨✨✨✨
松本市内から梓川を遡っていくと『上高地』に至り、海神族(ワダツミ)の聖地✨⛩️穂高神社奥宮がある。


沙汰神社の御祭神の豊玉姫は海神族の王女であり、穂高神社にも祭られているので関係がありそうだ。

(穂高神社奥宮・神明池)

 

1500年前の九州勢力と大和勢力の最終決戦の後、敗れた九州勢力の海神族は海の都から散り散りになり、北アルプス(長野県穂高)の山に拠点を移した。

豊玉姫の兄妹・穂高見命は、

こちらから梓川を遡って行き穂高連峰の『上高地』(=神降地)に降臨されたのかもしれない。

そして、

日本列島にイザナギ・イザナミが降臨され(渡来され)てくる遥か昔からこの地には

沙土煮姫(スヒヂニ)が祭られていて、 

海神族がこの地にやってきてから、後に合祀されたのかもしれません。

 

※他の社伝では沙田神社祭神・沙土煮姫とある。砂と土の神とも言われるが、扇状地である松本に祭るに相応しい神だったのではないだろか。弥生時代の早くから渡来人による稲作も行われていたのかもしれない。

 

希少な神様が祭られている松本は、古来より信州の拠点とされてきた場所。天武天皇の行宮が作られた事もあった。

古神道の時代から日本神道、神仏習合、復古神道と、二千年の時の流れを感じさせないほど、今はひっそりとしていた。

神社巡りの行間の中でだけ、微かに浮かぶ様な気がした。

 

✨✨✨✨✨✨✨✨
長い投稿でしたが、最後までご覧頂きありがとうございます🙏🧿



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