新型コロナウイルス感染で、2週間ほど休止していたテニスを昨日から再開しました。やはり好きなスポーツをして、汗を流すのは精神的にも肉体的にも良いものです。
私はテニス、卓球、サイクリングなどで、いつもスポーツドリンクのお世話になっています。また、先般は私が新型コロナウイルスに感染した時にも大活躍してくれました。
<流山総合運動公園テニスコート>

今回はスポーツに不可欠なスポーツドリンクについて考えてみました。この内容は2017年12月に投稿したものを画像の入れ替え、文章の修正、加筆したリメイク版であることを、あらかじめご承知おきください。
<スポーツドリンク各種>

国産初のスポーツドリンクは、1980年に発売された「ポカリスエット」だそうです。ポカリスエットのCMには多くの有名女優が登場してきました。その中から綾瀬はるかさんの、懐かしいCM(2011年)をご紹介します。
<懐かしCM(2011年) 一緒に生きていく水 綾瀬はるか ポカリスエット (30秒)>
自動販売機のみならず、スーパーやコンビニでよく見かけるスポーツドリンク。現在300種類以上が各社から発売されていますが、ポカリスエットとアクエリアスが良く知られています。
<アクエリアスCM 80年代(30秒)>
『ポカリスエット』も『アクエリアス』もほとんど同じ商品のように見えますが、コンセプトに違いがあります。
大塚製薬が開発した『POCARISWEAT(ポカリスエット)』のコンセプトは「飲む点滴」です。「人の体に近い水」を強くアピールし、病気回復の助けをする飲料ということで開発されているようです。
風邪をひいて寝込んだときの水分補給のために飲むと、早く治るという効能は良く知られています。

コカ・コーラが開発した『AQUARIUS(アクエリアス)』のコンセプトは「スポーツ飲料」です。「水分補給」を強くアピールし、スポーツに適した飲料ということで開発されているようです。
運動時に必要なアミノ酸とクエン酸を配合することで、運動するカラダをさらにサポートしています。

スポーツドリンクは吸収率の高さから、スポーツ時の水分補給飲料として最適な飲み物とされています。しかし、そこには思わぬ落とし穴、「糖分」が潜んでいることをご存じでしょうか。
一般的なスポーツドリンクに含まれる糖分の量は500mlのペットボトル1本で20~30gもあるのです。これは、スティックシュガー10本分、角砂糖なら8個分の量に相当し、飲み過ぎには十分注意が必要です。
<清涼飲料水に含まれる糖分・塩分(イメージ)>

スポーツ時の水分補給として、スポーツドリンク以外で最も適しているのはカフェインが含まれていない麦茶です。
スポーツ後やお風呂上がりなど、汗を大量にかいた後には、カフェインが含まれているお茶はふさわしくないそうです。

カフェインには利尿作用があるので、摂取した水分が体内に吸収されず、尿として排出されてしまうことがあります。これでは水分補給になりません。
茶葉を原料とするお茶には、麦茶以外すべてにカフェインが含まれています。のどの渇きを潤す、という程度の水分補給ならどのお茶でも問題ありません。

もう一つスポーツに適した飲料がノンアルコールビールです。日本でノンアルコールビールというと、車を運転して帰らなければいけない人が、仕方なく選ぶ飲み物というイメージです。

運動後のドリンクとして、新たに注目され始めているのが「スポーツビール」です。 「スポーツ後のアルコールはNG」という概念が根づいていますが、実はスポーツを終えた後に飲むのに適した飲み物なのです。

スポーツビールを飲むのに、一番適した時間は、スポーツを終えた後です。汗をたくさんかいて、体内からミネラルが流れ出してしまったのを補うためにも、運動後が最適です。

ノンアルコールビールには、スポーツに適した栄養が含まれています。ポリフェノールが豊富に含まれているノンアルコールビールを飲むことで、運動後の免疫力が高まり、風邪などの感染症を未然に予防してくれます。
<ミュンヘン工科大学予防リハビリスポーツ医学部 ヨハネス・シェル教授の研究発表資料より)

運動後の体の炎症反応も軽減されるとの報告もあります。ドイツで毎年開催されているベルリンマラソンのゴール地点では、エルディンガー社がノンアルコールビールを公式飲料として配っています。
<ベルリンマラソンのゴール地点>

通常のビールのカロリーは、350mlの缶で約150kcal。それに対して、ノンアルコールビールのカロリーは、販売元によって多少の差があるものの、350mlで0~10kcalほどとなっています。運動をしていて、摂取カロリーが気になる方にもおすすめです。

脱水症はスポーツ時の発汗だけではなく、気温や乾燥などさまざまな要因によって季節に関係なく起こりうる症状といわれています。
体液は体の60%を占める水分とミネラル、タンパク質などで構成され、生命維持に関わるさまざまな役割を果たしています。
冬場は汗をかく量が少ないので、水分補給が少なくてよいわけではありません。一日に最低、1200mlの水分を最適な飲み物をチョイスしながら、補給するよう心掛けたいものです。
私はテニス、卓球、サイクリングなどで、いつもスポーツドリンクのお世話になっています。また、先般は私が新型コロナウイルスに感染した時にも大活躍してくれました。
<流山総合運動公園テニスコート>

今回はスポーツに不可欠なスポーツドリンクについて考えてみました。この内容は2017年12月に投稿したものを画像の入れ替え、文章の修正、加筆したリメイク版であることを、あらかじめご承知おきください。
<スポーツドリンク各種>

国産初のスポーツドリンクは、1980年に発売された「ポカリスエット」だそうです。ポカリスエットのCMには多くの有名女優が登場してきました。その中から綾瀬はるかさんの、懐かしいCM(2011年)をご紹介します。
<懐かしCM(2011年) 一緒に生きていく水 綾瀬はるか ポカリスエット (30秒)>
自動販売機のみならず、スーパーやコンビニでよく見かけるスポーツドリンク。現在300種類以上が各社から発売されていますが、ポカリスエットとアクエリアスが良く知られています。
<アクエリアスCM 80年代(30秒)>
『ポカリスエット』も『アクエリアス』もほとんど同じ商品のように見えますが、コンセプトに違いがあります。
大塚製薬が開発した『POCARISWEAT(ポカリスエット)』のコンセプトは「飲む点滴」です。「人の体に近い水」を強くアピールし、病気回復の助けをする飲料ということで開発されているようです。
風邪をひいて寝込んだときの水分補給のために飲むと、早く治るという効能は良く知られています。

コカ・コーラが開発した『AQUARIUS(アクエリアス)』のコンセプトは「スポーツ飲料」です。「水分補給」を強くアピールし、スポーツに適した飲料ということで開発されているようです。
運動時に必要なアミノ酸とクエン酸を配合することで、運動するカラダをさらにサポートしています。

スポーツドリンクは吸収率の高さから、スポーツ時の水分補給飲料として最適な飲み物とされています。しかし、そこには思わぬ落とし穴、「糖分」が潜んでいることをご存じでしょうか。
一般的なスポーツドリンクに含まれる糖分の量は500mlのペットボトル1本で20~30gもあるのです。これは、スティックシュガー10本分、角砂糖なら8個分の量に相当し、飲み過ぎには十分注意が必要です。
<清涼飲料水に含まれる糖分・塩分(イメージ)>

スポーツ時の水分補給として、スポーツドリンク以外で最も適しているのはカフェインが含まれていない麦茶です。
スポーツ後やお風呂上がりなど、汗を大量にかいた後には、カフェインが含まれているお茶はふさわしくないそうです。

カフェインには利尿作用があるので、摂取した水分が体内に吸収されず、尿として排出されてしまうことがあります。これでは水分補給になりません。
茶葉を原料とするお茶には、麦茶以外すべてにカフェインが含まれています。のどの渇きを潤す、という程度の水分補給ならどのお茶でも問題ありません。

もう一つスポーツに適した飲料がノンアルコールビールです。日本でノンアルコールビールというと、車を運転して帰らなければいけない人が、仕方なく選ぶ飲み物というイメージです。

運動後のドリンクとして、新たに注目され始めているのが「スポーツビール」です。 「スポーツ後のアルコールはNG」という概念が根づいていますが、実はスポーツを終えた後に飲むのに適した飲み物なのです。

スポーツビールを飲むのに、一番適した時間は、スポーツを終えた後です。汗をたくさんかいて、体内からミネラルが流れ出してしまったのを補うためにも、運動後が最適です。

ノンアルコールビールには、スポーツに適した栄養が含まれています。ポリフェノールが豊富に含まれているノンアルコールビールを飲むことで、運動後の免疫力が高まり、風邪などの感染症を未然に予防してくれます。
<ミュンヘン工科大学予防リハビリスポーツ医学部 ヨハネス・シェル教授の研究発表資料より)

運動後の体の炎症反応も軽減されるとの報告もあります。ドイツで毎年開催されているベルリンマラソンのゴール地点では、エルディンガー社がノンアルコールビールを公式飲料として配っています。
<ベルリンマラソンのゴール地点>

通常のビールのカロリーは、350mlの缶で約150kcal。それに対して、ノンアルコールビールのカロリーは、販売元によって多少の差があるものの、350mlで0~10kcalほどとなっています。運動をしていて、摂取カロリーが気になる方にもおすすめです。

脱水症はスポーツ時の発汗だけではなく、気温や乾燥などさまざまな要因によって季節に関係なく起こりうる症状といわれています。
体液は体の60%を占める水分とミネラル、タンパク質などで構成され、生命維持に関わるさまざまな役割を果たしています。
冬場は汗をかく量が少ないので、水分補給が少なくてよいわけではありません。一日に最低、1200mlの水分を最適な飲み物をチョイスしながら、補給するよう心掛けたいものです。
