12月21日に立ち寄ったアンデルセン公園で出会った花たちです。
写真の数が多いので3回に分けてご紹介します。
みなさんよくご存じの花たちなので、ご存じの方は解説文はスルーしてください。
また、間違いがあればご指摘いただけると幸いです。(Google Lensで調べました)
<エリカ・ブライダルヒース ツツジ科エリカ属>
南アフリカ南東部の限られた地域に分布するエリカで、南アフリカでは庭木として広く栽培されています。
樹高100~150㎝程度に成長し、花期は3月~4月ですが四季咲き性があります。
長さ2㎝程度の筒状の花が美しい品種で、花色は白、ピンクがあります。
<キンセンカ(カレンデュラ)「金盞花」キク科カレンデュラ属>
キンセンカは「金盞花」と書き、金の盃という意味で、花の姿に由来します。
南ヨーロッパにおよそ15種類が分布する草花で、日本には17世紀の中頃に渡来したとされます。古くから供花・仏花として広く利用されているからか、なんとなく仏壇のイメージがある花です。
<シクラメン(篝火花) サクラソウ科 シクラメン属>
シクラメンは花を咲かせる植物が少ない冬季において、華やかな彩りで楽しませてくれる数少ない植物の1つです。
株と花の大きさによって、大輪系、中輪系、小輪系(ミニシクラメン)にタイプ分けされ、さらに寒さに比較的強く庭植えにもできるガーデンシクラメンがあります。
<アリッサム(スイートアリッサム)アブラナ科ロブラリア属>
アリッサムは可憐な小さい花を株いっぱいに咲かせます。地中海沿岸を中心とするヨーロッパ南部原産のアブラナ科の常緑多年草です。「スイートアリッサム」の名前でも親しまれています。
スイートアリッサムの花言葉は「優美」「美しさに優る価値」「飛躍」「奥ゆかしい美しさ」です。甘い香りを放ち、あふれるように咲く花姿が、これらの花言葉の由来になっています。
<ストック「アラセイトウ(紫羅欄花)」アブラナ科アラセイトウ属>
南ヨーロッパ原産で、和名は「アラセイトウ(紫羅欄花)」と呼ばれている多年草の1種です。一重咲きと八重咲きがあり、花の色には多数の種類があります。
日本には江戸時代に渡来したといわれており、和名のアラセイトウはラシャ布が由来です。葉の質感が毛織物に似ているという点から、ポルトガル語でラシャ布を表す「ラセイタ」と呼ばれ、転じてアラセイトウになったとされています。
<ナデシコ(撫子)(ダイアンサス) ナデシコ科ナデシコ属>
ナデシコの原産地はアジア、ヨーロッパ、北米、アフリカと世界中に300種は存在していると言われる多年草です。可憐な花姿から多くの人に愛され、古くから品種改良が続けられてきました。
ナデシコの花言葉には、清楚な女性のイメージから「貞節」や「可憐」、西洋の品種では鮮やかで目立つ色の花を咲かせることから「大胆」という意味などがあります。
<ニホンスイセン「日本水仙(ナルキッソス)」ヒガンバナ科ナルキッソス属>
スイセンの仲間はおよそ30種の野生種があり、スペイン、ポルトガルから北アフリカなど地中海沿岸に分布します。
単に「スイセン」というと、古来より日本で野生化しているニホンズイセンを指すことが多かったようです。しかし、今では他の種や園芸品種もひっくるめたスイセン属の総称として使われています。
ニホンスイセン(日本水仙)の名前の由来は、古代中国では、水辺を好んで繁茂する清らかな植物を「水の仙人」と呼んだといいます。 この植物が繁殖することによって、「水の仙人」から「スイセン(水仙)」と呼ばれました。
<ハボタン(葉牡丹)アブラナ科 アブラナ属(ブラシカ属)>
原産地の西ヨーロッパでは古くから野菜として扱われていました。漢字を当てると葉牡丹で、美しくて立派な葉姿を牡丹の花に見立てたものです。
ハボタン(クレオパトラ)
大和本草(1709年)に『オランダナ』の名前で登場する植物がハボタンとされ、その頃には日本に入ってきていたとされます。
品種の育成や選抜は主に東京の鹿骨で江戸時代から始められ、現在は大きく4つの系統に分けられています。①東京丸葉系②名古屋ちりめん系③大阪丸葉系④さんご系
ハボタン(雪の華)
<パンパスグラス 「シロガネヨシ(白銀葭)」イネ科シロガネヨシ属>
パンパスグラスは、草丈が3mほどに生長するイネ科の多年草です。雌雄異株で花穂が白っぽいのが雌花、茶色っぽいのが雄花として見分けることができます。
ススキに似てると言われることの多い植物ですが、日本のススキのような軽やかさはありません。夏の終わりから秋に、真直ぐに伸びた茎の先に魔女の箒のような穂を咲かせ、花穂だけでも50cmほどある姿は圧巻です。
私のブログも今回が年内最後になります。
拙いブログをご覧いただき、暖かいコメントをありがとうございました。
みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください。
写真の数が多いので3回に分けてご紹介します。
みなさんよくご存じの花たちなので、ご存じの方は解説文はスルーしてください。
また、間違いがあればご指摘いただけると幸いです。(Google Lensで調べました)
<エリカ・ブライダルヒース ツツジ科エリカ属>
南アフリカ南東部の限られた地域に分布するエリカで、南アフリカでは庭木として広く栽培されています。
樹高100~150㎝程度に成長し、花期は3月~4月ですが四季咲き性があります。
長さ2㎝程度の筒状の花が美しい品種で、花色は白、ピンクがあります。
<キンセンカ(カレンデュラ)「金盞花」キク科カレンデュラ属>
キンセンカは「金盞花」と書き、金の盃という意味で、花の姿に由来します。
南ヨーロッパにおよそ15種類が分布する草花で、日本には17世紀の中頃に渡来したとされます。古くから供花・仏花として広く利用されているからか、なんとなく仏壇のイメージがある花です。
<シクラメン(篝火花) サクラソウ科 シクラメン属>
シクラメンは花を咲かせる植物が少ない冬季において、華やかな彩りで楽しませてくれる数少ない植物の1つです。
株と花の大きさによって、大輪系、中輪系、小輪系(ミニシクラメン)にタイプ分けされ、さらに寒さに比較的強く庭植えにもできるガーデンシクラメンがあります。
<アリッサム(スイートアリッサム)アブラナ科ロブラリア属>
アリッサムは可憐な小さい花を株いっぱいに咲かせます。地中海沿岸を中心とするヨーロッパ南部原産のアブラナ科の常緑多年草です。「スイートアリッサム」の名前でも親しまれています。
スイートアリッサムの花言葉は「優美」「美しさに優る価値」「飛躍」「奥ゆかしい美しさ」です。甘い香りを放ち、あふれるように咲く花姿が、これらの花言葉の由来になっています。
<ストック「アラセイトウ(紫羅欄花)」アブラナ科アラセイトウ属>
南ヨーロッパ原産で、和名は「アラセイトウ(紫羅欄花)」と呼ばれている多年草の1種です。一重咲きと八重咲きがあり、花の色には多数の種類があります。
日本には江戸時代に渡来したといわれており、和名のアラセイトウはラシャ布が由来です。葉の質感が毛織物に似ているという点から、ポルトガル語でラシャ布を表す「ラセイタ」と呼ばれ、転じてアラセイトウになったとされています。
<ナデシコ(撫子)(ダイアンサス) ナデシコ科ナデシコ属>
ナデシコの原産地はアジア、ヨーロッパ、北米、アフリカと世界中に300種は存在していると言われる多年草です。可憐な花姿から多くの人に愛され、古くから品種改良が続けられてきました。
ナデシコの花言葉には、清楚な女性のイメージから「貞節」や「可憐」、西洋の品種では鮮やかで目立つ色の花を咲かせることから「大胆」という意味などがあります。
<ニホンスイセン「日本水仙(ナルキッソス)」ヒガンバナ科ナルキッソス属>
スイセンの仲間はおよそ30種の野生種があり、スペイン、ポルトガルから北アフリカなど地中海沿岸に分布します。
単に「スイセン」というと、古来より日本で野生化しているニホンズイセンを指すことが多かったようです。しかし、今では他の種や園芸品種もひっくるめたスイセン属の総称として使われています。
ニホンスイセン(日本水仙)の名前の由来は、古代中国では、水辺を好んで繁茂する清らかな植物を「水の仙人」と呼んだといいます。 この植物が繁殖することによって、「水の仙人」から「スイセン(水仙)」と呼ばれました。
<ハボタン(葉牡丹)アブラナ科 アブラナ属(ブラシカ属)>
原産地の西ヨーロッパでは古くから野菜として扱われていました。漢字を当てると葉牡丹で、美しくて立派な葉姿を牡丹の花に見立てたものです。
ハボタン(クレオパトラ)
大和本草(1709年)に『オランダナ』の名前で登場する植物がハボタンとされ、その頃には日本に入ってきていたとされます。
品種の育成や選抜は主に東京の鹿骨で江戸時代から始められ、現在は大きく4つの系統に分けられています。①東京丸葉系②名古屋ちりめん系③大阪丸葉系④さんご系
ハボタン(雪の華)
<パンパスグラス 「シロガネヨシ(白銀葭)」イネ科シロガネヨシ属>
パンパスグラスは、草丈が3mほどに生長するイネ科の多年草です。雌雄異株で花穂が白っぽいのが雌花、茶色っぽいのが雄花として見分けることができます。
ススキに似てると言われることの多い植物ですが、日本のススキのような軽やかさはありません。夏の終わりから秋に、真直ぐに伸びた茎の先に魔女の箒のような穂を咲かせ、花穂だけでも50cmほどある姿は圧巻です。
私のブログも今回が年内最後になります。
拙いブログをご覧いただき、暖かいコメントをありがとうございました。
みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください。