さて、旅行の話は終わりにして、不妊治療の話しに戻しましょう。
人工授精をしてから迎える生理予定日。クマ子は期待はしないと言いながらもやっぱり気がつけば「生理がきませんように」と心のどこかで願っていました。
人工授精で妊娠する確率は低い。それは重々承知しているのに、人間とはどこまでも希望的観測を持ってしまうものなんですね。
生理予定日。生理が来ません。来ません!!!落ち着け、夜になったら来るかも、、、。いや、いつもの始まりを告げる独特の生理痛がないから来ないんじゃない?
期待しがちなクマ子と冷静なクマ子が頭の中で戦っています。人工授精1回目で妊娠できたらこれは奇跡。クマ子は神社を見たら必ず手を合わせるし、もしかしたら奇跡を起こせるかも??!
期待しがちなクマ子がどんどん勢いを増してきます。
ところが、、、
夕方。あの痛みが、生理開始を告げるお腹を刺すような痛みが始まりました。そしてトイレに行ってがっくり。
始まってしまいました。
期待しがちなクマ子は意気消沈。救いだったのは冷静なクマ子が「初めから期待してなかったし」と落ち着いていたこと。
そして冷静なクマ子は浅田レディースクリニックのアプリを立ち上げ、生理3日目の診察予約をします。
この予約はいよいよ体外授精にステップアップすることを意味します。
いよいよこれがダメなら後がないー高度不妊治療に足を踏み入れます。