子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

いざ、体外受精へ

2018-09-27 | 私と夫の妊活日記

クリニックがまた国の指定医院になっていないことから補助金対象外を承知で体外受精に臨む決心をした夜。クマ子とクマ吉は同意書を前にペンを走らせています。

他のクリニックがどうかわかりませんが、浅田レディースクリニックは治療が変わるたび、毎回治療の説明をした書類とその治療を理解したという主旨の同意書を渡されます。

夫と妻がその同意書に署名をし、必ず別々の印鑑でお互いの署名欄に印鑑を押さなくてはなりません。人工授精をする際も同意書提出がありましたが、体外受精にあたっての同意書は枚数が多い・・・。

2人で書類に目を通して、あとは流れ作業がごとく署名をして印鑑を押していきます。あれだけ不妊治療を嫌がっていたクマ吉が何も言わず署名をする姿をみて、クマ子は胸が熱くなりました。

 

体外受精の説明を聞いてこの病院にしてよかったな、と思った点が1つ。

それは採卵後の受精方法について、です。クマ子の体から卵をとった後にクマ吉の精子と受精させるわけですが、浅田レディースクリニックでは通常の体外受精:顕微授精を1:2、もしくは1:3の割合で実施してくれます。

そしてもし、取れた卵の数が少なかったり、精子が少ない場合はすべて顕微授精で受精卵を育ててくれるという方針なのです。これが本当にありがたい。

 

だって全部通常の体外受精をしてどれもうまく受精しなかったら、また1からやり直しになるんですよ。卵を体から取るところからやり直して次は顕微授精、となるのです。金銭的にも身体的にも負担が2倍になってしまう。その点、卵の数から判断して顕微授精してもらえると受精卵は確実にできるわけです。

 

医療技術の進歩はめざましい。今の時代に生まれてよかったです。

 

さて、卵をとる採卵日に向けてまた新たな薬がスタートします。これからは自己注射も増えます!最初言われた時は「え!自分で自宅で血管めがけて注射するなんて無理です。。。」と思わず言ってしまいました。

 

看護師さん、苦笑。「皮下注射なので大丈夫ですよ」

 

そう、自己注射は見た目は恐ろしく普通の注射器に見えますが、血管に打つ必要のない注射です。お腹の脂肪にぷすっと刺すだけ。とはいえ看護経験のないクマ子は十分びびりましたが・・・。

 

やり方をクリニックで教わって、練習がてら今日の注射分を自分で打ちました。自分のお腹めがけて長い注射針を刺すーなんと勇気のいることでしょう。痛かったらどうしよう・・でも看護師さん見てるしここでやめるわけにはいかん!と覚悟をしてブスっと脂肪にさしました。

 

お腹に脂肪がたくさんあってよかった。全く痛くありません。なるほど、これを自宅でするのね。

 

神様、どうか卵がたくさんとれますように。