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東北地方太平洋沖地震

2011-03-13 16:09:24 | 東日本大震災
一昨日の15時前、職場で体が揺れている様な感じがした。疲れかなとも思ったが、皆「揺れてる」と言ってて、地震かなということになった。はたして、その通り。震源が宮城県沖という事で、直接関係あったのかどうか分からなかった。しかし、報道を見る限り同じ地震で、震度3だったそうだ。

さて、今回の東北地方太平洋沖地震は、本日マグニチュード9に上方修正された。我が国観測史上、最大規模の地震である。震度が最高7である上に、恐ろしい津波で多大な犠牲があった模様だ。余震と思われる地震も断続的に起きており、長野県でも震度6強を観測している。通常なら、大災害と報じられる様な余震が、何度も起きているわけだ。

さらに、原発の問題も浮上した。原発というのは、簡単に言えば、原子力エネルギーでお湯を沸かし、その水蒸気でタービンを回して、発電しているのだ。そのため、稼働を停止しても、水が少なくなれば空焚き状態になってしまい、危険性が高まる。今回はさらに、水素の爆発によって、建屋が潰れてしまい、被曝のリスクがより高くなっているわけだ。政府は安全性を強調しているが、もう少し明確なデータを示してほしいところだ。

政局については、休戦はやむを得ない。地震の前日には、菅首相の外国人献金問題が浮上していたが、この様な些末な問題で一国の総理が辞任していては、政治がさらに不安定になってしまう。既に前原外相は辞任したが、故意でなければ辞める様な問題ではない(逆に故意なら、大臣辞任では済まない笑)。

この地震をきっかけといえば不謹慎だが、国民もメディアももう少し冷静に政策議論を中心に政治を見る様に改めていく必要があるだろう。
ただ、竹島の領有権放棄等の宣言を韓国で行った、「迂闊だった」土肥議員の問題は、あまりにもひどい。我が国の国益や本当の意味での日韓友好を失うものだ。この問題については、震災とは別に追及を続けるべきだ。

とにかく、今は菅内閣に全力で頑張って欲しい。ここまで大規模で、広範囲な震災には、対処は極めて困難であろうが、救援に向かう方々等の関係者の皆さんには、最大限の努力をしていただきたい。一般の国民も、それを全力で支えねばならない。

※参照
【首相官邸「東北地方太平洋沖地震への対応」】http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html