民主党の新代表に野田候補が選出されたが、野田次期政権については改めてじっくり述べたい。
それよりも、驚くべきニュースがあった。菅首相が、昨年の北朝鮮による韓国ヨンピョン島への砲撃を受けて中止していた朝鮮学校への無償化の審査を、本日再開させたというのだ。
この問題は「高校無償化」を在日朝鮮人の民族学校である各地の朝鮮学校にも適用するかというものだが、鳩山前首相は文部科学省に設けた有識者会議に丸投げし、菅首相は会議の結論を受けて、一旦は手続を開始しようとしていた。
これには賛否両論はあるだろうが、この高校無償化が学校に一旦支払う形である以上、朝鮮学校の教育内容や朝鮮総連との係わりといった観点から、公金を支出するということに反対の声も多かった。また、有識者会議のメンバーや議事についても公開されず、情報公開が極めて不十分であった。
一方、先述の北朝鮮の事件を受けて手続を中止したことは、逆に筋の通らないことであるという批判もあった。確かに政治と教育は別という当初の主張と完全に矛盾するのは確かである。
そして、今回の再開。北朝鮮は韓国が求める謝罪や賠償に一切応じていないにもかかわらず、その事件を理由に中止した手続を再開するとは、これまた矛盾する話だ。
昨日、菅内閣は無定見と述べたが、最後の最後に全く道理の通らないことをやってくれた。レームダックのやけくそにしても、代表選の陰でやるとはお粗末な話だ。いくらレームダックでも、野田氏が天皇陛下から首相に任命されるその時まで、首相は菅氏であり続ける。明確な説明を求めたい。また菅氏は、よど号実行犯と拉致実行犯夫妻の子(しかも北朝鮮に肯定的な人物)を選挙に出馬させた団体と一体の団体に多額の寄付をしていた問題も取り沙汰されている。本人の言うように違法性はなくても、首相在任中に詳細な説明をすべきだろう。
朝鮮学校無償化の話は最初から慎重にすべき話であり、少なくとも拉致事件を「解決済」とする総連との完全な分離と拉致問題の正確な教育を実現しない限り、公金の支出は許されないだろう。また地方自治体の援助も、大阪府の様にゼロベースで見直すべきだ。
それよりも、驚くべきニュースがあった。菅首相が、昨年の北朝鮮による韓国ヨンピョン島への砲撃を受けて中止していた朝鮮学校への無償化の審査を、本日再開させたというのだ。
この問題は「高校無償化」を在日朝鮮人の民族学校である各地の朝鮮学校にも適用するかというものだが、鳩山前首相は文部科学省に設けた有識者会議に丸投げし、菅首相は会議の結論を受けて、一旦は手続を開始しようとしていた。
これには賛否両論はあるだろうが、この高校無償化が学校に一旦支払う形である以上、朝鮮学校の教育内容や朝鮮総連との係わりといった観点から、公金を支出するということに反対の声も多かった。また、有識者会議のメンバーや議事についても公開されず、情報公開が極めて不十分であった。
一方、先述の北朝鮮の事件を受けて手続を中止したことは、逆に筋の通らないことであるという批判もあった。確かに政治と教育は別という当初の主張と完全に矛盾するのは確かである。
そして、今回の再開。北朝鮮は韓国が求める謝罪や賠償に一切応じていないにもかかわらず、その事件を理由に中止した手続を再開するとは、これまた矛盾する話だ。
昨日、菅内閣は無定見と述べたが、最後の最後に全く道理の通らないことをやってくれた。レームダックのやけくそにしても、代表選の陰でやるとはお粗末な話だ。いくらレームダックでも、野田氏が天皇陛下から首相に任命されるその時まで、首相は菅氏であり続ける。明確な説明を求めたい。また菅氏は、よど号実行犯と拉致実行犯夫妻の子(しかも北朝鮮に肯定的な人物)を選挙に出馬させた団体と一体の団体に多額の寄付をしていた問題も取り沙汰されている。本人の言うように違法性はなくても、首相在任中に詳細な説明をすべきだろう。
朝鮮学校無償化の話は最初から慎重にすべき話であり、少なくとも拉致事件を「解決済」とする総連との完全な分離と拉致問題の正確な教育を実現しない限り、公金の支出は許されないだろう。また地方自治体の援助も、大阪府の様にゼロベースで見直すべきだ。