北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

前目国内岳(69山目) 目国内岳(70山目)

2021年10月28日 10時17分25秒 | 山登り 後志

 

 

登山日:2012/7/28

山名:前目国内岳・目国内岳
標高:980m・1,202m
場所:ニセコ
コース:新見峠コース
標高差:460m

ガイド標準時間:登り2時間10分 下り1時間30分 計3時間40分
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:3:10
登山口着:6:00
出発:6:30
山頂:7:00・8:05
所要時間:1:35 
駐車場着:10:25
登山時間:3:55


暑寒別岳登山から2週間後の登山になった
北海道での7月は1年で一番貴重な時期なのだが致し方なかった……


さて札幌からニセコまでは、そんなに天気は悪くなかったのだが
山に入って行くとガスが多い


駐車場に着くと車は1台もなく
ガスはもうもうと風はゴーゴーと
霧雨とか降りそうな雰囲気


主目的は季節外れのフギレオオバキスミレが見れるかどうか・・・
ちょっと一眠りして様子見の間に単独男性が入山

行くか!
やっと重い腰を上げる

 


早朝だからか朝露が多くて靴やズボンがビショビショに
レインパンツを履いていて良かった


さすがにキスミレは葉も茶色に変色し一株も花はダメ
7月末なら当然だ

まずエゾカンゾウが一輪

 

ニセコ山系の中でも花の多い山ではあるので
この時期にはハイオトギリが満開

 


30分ほどで前衛峰の前目国内岳に到着。

 

ここから一旦、コルまで降って行く
ところどころにベニバナイチゴの実がなっているね
もっと早ければあの綺麗な花がたくさん見れたのになぁ



このあたりの登山道にはハクサンボウフウやアキノキリンソウなど、すでに秋の感じ

 

独特のミヤマホツツジ

 

マルバシモツケも終わりごろ

 

エゾアジサイ

 

これは途中の岩場で見たアリドオシラン
7~8株は群れて咲いていたかな?
実にひさしぶり
今日見た花の中で一番嬉しかったね

 

シオガマキクは暑寒別岳にも咲いていた

 

アザミの一種

 

クルマユリ

 

相変わらずガスは多いが山頂までの登りは花が多いね

 

山頂手前の斜面はお花畑
時期的に種類は少ないがチシマフウロはそこかしこに。


アカモノ

 


やがて最後のコルへ出ると山頂が見えた
お 少し晴れてきたぞ

 

ズームで山頂を見ると
青空もある!

もちろん最後の岩場もくっきりと

 

 

そして岩場をよじ登り
無事山頂へ

 



まずまずのペースだったかな
全部の山がこれぐらいだと楽なのだが笑




山頂は風が強いが岩陰があるので大丈夫!
ガスが晴れて雷電山~岩内岳も時折見えた

 

雷電岳方面はよく見えず

 

沼も見えた

 

 

この山を超えて岩内岳や雷電山への縦走路があるが
今回はパス。

せめて下の湿原へとも思ったが見る限り、予想より遠く見えこれも断念して
下山に入る

帰途は山頂はくっきりと

 

 

車は増えているが登山者とはほとんどすれ違わず
向かいにも登山道があるのでそっちの山に行ったのだろう。




まぁニセコならチャンスはいつでもあるし
岩内岳から登ってもいいだろう


今年中にはまだ未踏のニセコ山系を登りたい


ここではもうすでに秋の気配が

 





7月28日訪問