サッカーワールドカップ2014 ブラジル大会がはじまった。
私の世代にしてみれば、
「よくぞここまで来ました。」という
長い道のりを日本のサッカーは歩んできたと思う。
想いが現実になった。という言葉が実感できる。
そういううれしい現実が目の前にある。
日本にとってワールドカップの出場は
悲願というレベルという冬の時代が続いていた。
しかしJリーグが発足し日韓でのワールドカップを開催をへて、
着実に日本のサッカーは花開くところにきている。
地道に、外国の監督(ジーコ、オシム、クルピ、ストイコビッチなど)をJリーグに呼び
高校サッカーだけでなく、クラブチームからの育成などが、
実を結んだ結果が、技術の底上げに着実につながっていったと思う。
私はサッカー王国と呼ばれていた地方出身なので、
冬は上半身裸でサッカーしていた世代だ。
時代は巨人大鵬卵焼きの全盛期で、花形は野球であった。
まさか、サッカーの人気が野球を超える日がくる事は
予想できなかった。
中学の頃ベッケンバウアーが全盛期で
数少ない外国人のプレイの映像を見ると、
ワールドカップに出場する国と日本との差がとほうもない事は理解していた。
あの頃は(約40年前)ワールドカップに日本が出場するなど、
夢でしかなかった。
やはり転機になったのはJリーグの発足だろう。
そしてリーグ発足から9年後に無理やりでも(実力的に)2002年にワールドカップを開催した事が
今の日本のサッカーに対する国民的情熱を決定ずけたと思う。
アマチュアリズムからの脱却とワールドカップ開催が
サッカー界の裾野の拡大とレベルアップにつながった
すばらしい決断であったと思う。
Jリーグが出来て21年、よくぞここまで育ったなと実感している。
ワールドカップの出場も5大会連続となっている。
確かにアジアの枠が増えたのが欧州やその他の地域より有利なのは事実ではあるが、
日本がワールドカップ出場常連国までになったのは、感慨深いものがある。
よく日本人の体格云々が前はよく言われたが、
マラドーナやメッシなど超一流選手には背の低い方々も多い、
(メッシ169センチ マラドーナ165センチ ペレ175センチ ジーコ172センチ)
ようは技術とセンスは体格を凌駕するのがサッカーなのだ。
(今回で言えばネイマールも公称175センチだがそれよりは小さいだろう
香川選手も172、長友選手は170いずれも背は低い。)
ようは、日本人にあったサッカーを突き詰めてゆけば世界に通用する事を
証明できる。それがワールドカップという大舞台だ。
10年前は想像できなかったくらい海外組も増え、
世界の一流クラブで活躍している選手もいる。
まして監督はミランとインテルの監督だったザッケローニだ。
いい夢が見れる条件は十分整っている。
次々出てくる若い才能ある選手を見ていると
これからまだまだ日本のサッカーが伸びてゆく姿が見え、
うれしい限りだ。
ワールドカップに出場している今の日本代表を見れるだけで、
私としては十分お腹いっぱい幸せだ。
よくぞここまで成長しました。日本サッカー
後は面白いサッカーをこれからも見せてください。
ザッケローニ監督のサッカーは十分見ていて面白いです。
こんな面白い日本サッカーは長い代表でもはじめてですよ。
お礼を言いたいです。
4年間ありがとうございました。
ザッケローニ監督は欧州とのパイプからなにから
日本代表を底上げしてくれたなと思いますよ。
まあディフェンスはあれですが。。。
それを含めて、面白くわくわくする日本代表になったと思います。
日本代表のワールドカップでの健闘を祈っています。
日本サッカーに栄光あれ!!