我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

母の日

2023-05-15 05:05:29 | 家族及び親戚

              シラネアオイの白と紫

朝 同居人が

❝午後 息子が孫たちを連れてくるんだって❞と言う、

❝ふぅ~ん 何しに来るの?❞と俺、

❝決まってるじゃない 

 母の日のプレゼントを持ってくるんでしょ❞

 と怒りをあらわに言う、

❝そうかぁ 今日は母の日なんだ❞

毎年のことながら俺の中では

母の日を祝う習慣などない、

もっとも夫が妻を労う日ではないので

当然と言えば当然だが、

だから気にも留めてない、

貧しい農家の家庭に育てば

よっぽどのことでもなければ祝い事など

論外である、

いや そんな時代だったように思う、

嫁はママ友と女子会なんだとか、

てっきりランチを共にする女子会だと思って

残された孫たちは冷や飯を食わされるに

違いないと思った、

そこで昼前に来て昼食を一緒に食べようと

連絡した、

相談して返事をすると言う、

11時半に行くと言う返事が来た、

同居人が隣町に美味しいパスタ屋さんが出来たので

そこなら孫たちも喜ぶに違いないと言う、

約束の時間に息子の車が到着、

なんと 嫁が乗ってるではないか!

女子会もわざわざ1時間遅らせたんだとか、

現金なものだ、

もちろん 嫁を疎外する気などないけれど

想定外だったのは残された孫たちが

冷や飯を食う羽目になっては

可愛そうと外食を決めたのだが

お陰で

❝はなぶさ❞に歌いに行く時間が

遅くなってしまった。