我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

小沼のほとり

2023-05-29 17:35:07 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

5月27日、土曜日

久しぶりに赤城山に登った、

と言っても赤城山と言う山はない、

赤城山は赤城山群の総称である、

正確には鈴ヶ岳と長七郎岳に登ったと言うべきだろう、

(結果的にはどちらも頂上を極めてはいない)

昨年までは3人で登っていたが

今回は2人

と言うのは今年に入って一人に

重篤な病気が見つかり

山登りをやめていた、

ところが5月の下旬になって

赤城山の小沼のあたりで

シロヤシオが見頃を迎えているとの情報を得て

もうひとりのOさんと行くことにした、

朝7時に待ち合わせて出かけた、

1時間ほどで赤城の麓に到着、

手前に位置する鍋割山の駐車場は満杯状態、

眼下に前橋市内から関東平野を一望出来て

人気の山だ、

過去の山行はいつも私を除く2人が計画し

私は車の運転に徹していた、

Oさんの言うままに新坂平の駐車場に

車を停めた、

ここはガラガラだった、

久しぶりの山歩き、

どれほどあるけるものか少し緊張が有った、

クマザサの中に続く登山道は最初はなだらか、

2,3回登り下りを繰り返して

大沼(標高1,340Mにある湖)の見える展望のいい場所で休憩、

1時間ほど歩いたがシロヤシオが見つからないので

引き返すことにした、

続いて小沼の駐車場に移動した、

ここも満杯状態、

やっとスペースを見つけて駐車、

小沼の湖畔伝いに長七郎岳を目指す、

小沼の外輪山だ、

アカヤシオ、シロヤシオ、ミツバツツジなどが

あちこちに群落をなしてきれいだ、

さすがに人が多い、

手に手にスマホやカメラなど撮影機材を持っている、

ここは整備された遊歩道が有り歩きやすい、

湖面にせり出したアカヤシオを

いろんな角度から撮影した、

長七郎岳の中腹で昼飯にした、

三々五々登山装備の人々が通り過ぎていく、

小沼湖畔と言い、

長七郎岳といい、

中高年の山歩きには最適だ、

小沼の標高は1,470メートルある、

この湖のほとりを歩くだけでも

山歩きの雰囲気は充分味わえる、

ここでOさんが

❝今日の山登りはここまでにしませんか?❞

と言う、

やっぱり

居るべき人がいなければ何をやっても

気分が乗らないし楽しめない、

Tさんの回復を願うばかりである。