我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

親の誕生日

2022-07-31 21:17:10 | 老いの暮し

2022/1/31

昨日(1月30日)79回目の誕生日を迎えた、

だから何だって言われても

嬉しくもないし祝ってほしいわけでもない、

とは言うもののやはり誕生日が嬉しいのは

周りが祝ってくれるからであり

美味しいものが食べられるからであろう、

ところがわが家の子供たちはなしのつぶてだ、

父親の誕生日なんて気にも留めていないのだろう、

ところが母親の誕生日には毎年贈り物が届く、

この差は一体何だろう?

子供の育て方にも依るだろうが

身体の温もりを感じながら育てるのは

母親なんだから親しみに違いが生じるのだろう、

だからと言って寂しいか と問われるなら

寂しいわけでもない、

自分を振り返るとひどかった、

親の誕生日なんて

父親はおろか母親だって知らない、

思い出せないではなく全く知らない、

世相の違いと言えばそれまでだが、

晩年母親にはたまにプレゼントをしたが

父親にはプレゼントなど言うに及ばず

感謝の気持ちさえ伝えたことがない、

今思うとそれが心にひっかかっている、


昨日 スマホを使って2回目の

ビデオ対話をやった、

博多に住む甥の提案だ、

彼は彼の父親の誕生日が私と同じ日

だと言う事を知っていたらしい、

お陰で79回目の誕生日は

妻が買ってきたとびきり美味しい

ロールケーキを食べながら

妹夫婦や甥、姪ファミリーとの

顔を見ながらの対話で

“おめでとう”の声が飛び交った。
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         深大寺植物園
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