我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

芭蕉句碑

2024-06-05 12:51:00 | 日記

数日前

朝の散歩に中山道の旧道を歩いていた、

わが町は川を隔てて隣は埼玉県、

県境の神流川の橋を渡って

500メートルほど歩いた所に

新町八坂神社と言う小さな社(やしろ)がある、

社殿は数回の移転を余儀なくされて

かなり縮小されている、

この境内の中山道沿いに

芭蕉の句碑が建っている、

句碑の文字は読み取ることは出来ないが

脇に立てられた案内によると

「傘(からかさ)におしわけ見たる柳かな」

と刻まれているということだ、

いつもはここで立ち止まることなど無く

通り過ぎるのだが

この日は気になって

まず神社の参拝した、

それから句の説明や

句碑が建てられて経緯などを書いた

案内板を読んだ、

読み進むうちに

自分がなんとなく

文化人になった気分になるのが不思議だ、

わが町の往来で見かける

数少ない文化財に触れた散歩であった。

 

 

 


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