我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

掃き溜めに鶴

2023-06-25 06:21:14 | 老いの暮し

昨日 同居人を伴っていつものスナックに行った、

大入り満員、

カラオケスナックだからと言って

歌いに来る客ばかりとは限らない、

歌わない客もいる、

1人や2人ではない、

昨日もいた、

自分からはしゃべらないおばあちゃん、

では何しに?

歌を聞きに?

時間つぶしに?

両方であろうか?

この店にはそんな客をも包み込む雰囲気が有る、

時折ママが隣に座って話し込んだり

客も又飲み物を勧めて見たり、

どんな客も排除しない、

その雰囲気がいい、

昼食が出て

4時間半たっぷり、

良くこの値段でやっていけるなぁと思う、

ママもマスターも昼食時は大忙し、

間に合わなければ客も手伝う、

店構えはお世辞にもいいとは言えない、

外観はあばら家みたい(失礼)

辛うじて暖簾が架かっているので店だと分かる、

伝え聞いたところによると

ママの人生

波乱万丈、

やっとこのあばら家(?)に安住の地を見つけたのだと言う、

誰言うとなく

❝掃き溜めに鶴だね❞

掃き溜めとは失礼の極み(ペコリ)

 

昨日 ママと ハン・ジナの歌う「窓」を

1番、2番分かれて歌った、

自画自賛ながら いい感じ !

帰りの車で同居人が

ポツリと

❝あの歌 私にも歌えるよ❞だって、、、、、

ちょっとばかり

やきもち焼かせちゃった。


豊かな暮らし

2023-06-23 05:54:18 | 老いの暮し

こんな写真をlineを介して友人に送った、

3日前に倒れて咲いたキキョウの花を

切り花にして有り合わせの器に挿し

玄関に飾った、

その写真だ、

送ったのは朝の5時、

迷惑な事であろう、

目覚めが早いのでついついそんなことをしてしまう、

一度親族間のlineグループにアップして

息子に怒られた、

着信音が朝の気持ちいい眠りを妨げる

と言うのである、

働いている者にとっては朝のひと時は

確かにそうだ、

そこは気を付けようと悟った、

でもこんな事のできる友がいる有難さを

しみじみと感じている、

花のある暮らしが有って

語り合う友がいて

豊かさとはこんなものかもしれない。


美声は響く

2023-06-21 21:12:01 | うたごえ、カラオケ、他音楽

6月18日(日曜日)

町内8団体のカラオケ発表会が

文化センターで行われた、

総勢122人の参加、

100パーセント高齢者の親睦会の

様相を呈している、

杖を突いて参加する者もあり

家族に付き添われて車いすで

参加する者もある、

町内のカラオケクラブに所属して

参加の意志さえあればOKなのである、

どのような身体の条件でも

聞く側の理解さえあれば

いいことだ、

カラオケは人前で自己を表現する

手段としては最適、

そこで歌うのは刺激になり

生活の潤いになる、

歌った後の満足感は

暮らしを豊かにしてくれる、

但し

聞くことに忍耐を強いられる歌もある、

そんな歌でも一生懸命さを感じると

応援したくなる、

それは社会生活に通じる、

排除からは良好な人間関係は生まれない、

たかがカラオケ

されどカラオケである。

 

今回歌った曲:「酒よおまえは」

作詞:かず 翼

作曲:小田純平

歌手:松崎こうすけ

気分良く歌えて手ごたえはあった。


小さな美術展

2023-06-21 04:40:05 | 写真 及び絵画

                                                   Yさんの油絵

数週間前のこと

同居人の友人Yさんから声がかかり

美術展を見に行った、

隣町の美術家集団の作品展だ、

ちょっとややこしい話になるが

この作品展に

一昨年私が我々の写真展に出展した作品のひとつを

絵にしたいとの申し出を受けた、

それは高崎城址にある乾櫓(いぬいやぐら)が

桜の花に囲まれて雪を被った写真だった、

そこで私は構図の違う数点の写真を

Yさんに提供した、

写真が油絵にどう仕上がっているのか

是非とも見たくて早速出かけた、

実に見事な仕上がりだった、

これが油絵かと思うほどうまく描けていた、

居合わせたYさんに熱い賛辞を贈った、

指導を受けている先生からも褒められたと

喜んでいた、

自分の作品でも参考になりえたことに

新たな力が湧いてきた。

                 乾櫓の写真

       桜に囲まれ雪を被った高崎城址の乾櫓(いぬいやぐら)


写真展が始まった

2023-06-20 05:59:29 | 写真 及び絵画

写真家集団「風」の写真展が始まった、

こんな紹介は少々仰々しいが

私の所属するアマチュアーの集団だ、

だが中にはプロをも凌ぐ山岳写真家もいる、

「山と渓谷」の見出しを飾る写真を提供し

全国規模の写真展では複数回入賞した

実績を持つ者もいれば

二科展の写真部門で入選した者もいる、

昨日 19日 月曜日

道の駅「ららん藤岡」の花の交流館での

展示作業を9時頃までに終えた、

会員は7名だが

減少の一途をたどっている、

寂しい限りだ、

コロナ騒動以来

飾り付けも案内も簡素化するばかり、

私は国宝の城シリーズで4点を展示した、

① 松本城

② 犬山城

③ 彦根城

④ 松江城

国宝に指定された城は全部で5城だけだが

残るは姫路城だけだ、

残念ながらまだ見たことはない。