我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

早苗田の風景

2023-06-19 05:58:27 | 俳句、短歌、及び文芸

何でもない水田の夕景色である、

ある日の夕暮れ

近くの温泉に行った帰り

わずかな遠回りをしてこの風景に

出くわした、

通り過ぎようとしたが気になって

車を停めてスマホで撮った、

LINEのグループサイトに投稿したら

反響が良かったのでブログで取り上げた次第、

場所は埼玉県の上里町、

群馬との県境にある町だ、

何事もなかった一日の気分転換に

日帰り温泉に行った、

心にさざ波程度でも刺激が欲しかったのだ、

この季節早苗田(さなえだ)の風景が気になる、

三枝昂之氏に短歌を習ってた頃

師の歌にいい歌(短歌)が有った、

それ以来この季節になると水田の風景に

心惹かれるようになった、

いつか自分も早苗田を歌(短歌)か写真で

表現したい、

この季節のか細いテーマになっている、

師の歌を思い出せない、

数ある歌集の中から探さねばならない。

 

注:三枝昂之

短歌誌「りとむ」の主催者、

歌会始の選者を務めたこともある、

代表作 「昭和短歌の精神史」

歌集  「農鳥」「天目」 他。


「カサブランカ・グッバィ」

2023-06-14 17:51:43 | うたごえ、カラオケ、他音楽

カサブランカは純白大輪の百合である、

この花をタイトルに組み込んだ

「カサブランカ・グッバィ」の歌が

発売になったのは1996年、

作詞:内館牧子

作曲:三木たかし

歌手:鳥羽一郎

❝私はいつも あなたに言った

 別れ話は みっともないわ

 ただ黙って カサブランカ

 置いて行ってね ドアの前

 カサブランカ グッバィ

 別れたい気持 白い花に

 カサブランカ グッバィ

 しゃべらないのが 大人の別れ❞

 

この歌が発売されて27年がたつ、

これが鳥羽一郎のヒット曲の範疇か

どうかは知らない、

歌えればかっこいい、

だが歌い込まなければ難しい、

特に①番、②番、③番共に

第6フレーズがむずかしい、

他にはない

8音+6音になっており

リズムをつかむのが難しい、

本人の歌でさえスムーズとは言い難い、

他にも理解しがたい点がある、

①番は❝私❞と女性の立場で書かれている、

ところが②番、③番では❝俺❞と

男の立場で書かれている、

会話形式なら理解出来るけど

そうはなってない、

こんな歌詞の作り方は初めてだ、

 

❝俺はタバコに また火をつけて

 お前の部屋を 見上げて揺れる

 腕に抱いた カサブランカ

 置くに置けない 男にずるさ

 カサブランカ グッバィ

 お前に隠れて 他にも恋

 カサブランカ グッバィ

 どんな女も 別れちゃ損か❞

 

最後のフレーズ

❝どんな女も 別れちゃ損か❞

損得で言うなら

これは男の思考ではない

別れた方がいいから別れるのだ、

作詞の内館牧子さんは高名な作家

女性特有の発想であろう、

 

そんなこともあってか

ユーチューブではプロ歌手は数多く

カバーしているが

素人が歌っているのは

聞いたことがない、

むずかしいのと矛盾もあるからだろう、

歌詞に馴染んでくれば

現代的な別れ歌で

確かにいい歌だ。

 

❝俺は夜空に 花を投げ捨て

 これでいいさと 小さく笑う

 家に着くと カサブランカ

 お前の花が ドアの前

 カサブランカ グッバィ

 別れてあげると 小さなメモ

 カサブランカ グッバィ

 白いさよなら あふれて揺れて❞

 

腑に落ちない点はこの際目をつぶって

じっくり歌い込んで

何とかものにしたい。


日田と言う町

2023-06-14 06:06:15 | ノンジャンル

日田は大分県北部の福岡県との県境の

山の中の町である、

近年全国の最高気温を記録する街としても

その名を知られるようになった、

典型的な盆地である、

私の故郷中津市の

隣町でありながら私は日田を知らない、

私が育ったころの日田は❝山の向こう❞の町だった、

同じ県でありながら

日田と中津の間には交流がなかったと言う印象、

山や谷が交流を妨げていたのであろう、

その山や谷が他ならぬ渓谷美を誇る

耶馬渓なのである、

それは自ずと文化圏の違いとなる、

中津から息抜きに出かけるにしても

日田よりはるかに遠い別府や大分、北九州などの

海岸沿いになる、

海岸沿いには鉄道が走っている、

自動車道の完備した近年

日田は海岸沿いに住む人々にとっても

身近な街となった、

日田は天領として栄えた町、

鯛生(たいお)と言う金山が有ったので

幕府直轄の地であった、

山に囲まれているので水郷の街

としても色濃く昔の面影を残し

今や一級の観光地となった、

その代表が

① 街並みとしての豆田町

② 温泉としての天ヶ瀬温泉

③ 陶器の町としての小鹿田焼

④ 水郷としての鵜飼い

⑤ 祇園祭も重要な行事

また 学術的な意味においては

江戸時代の教育者であり漢詩人でもあった

広瀬淡窓の存在を忘れてはならない、

⑥ その教育の場としての咸宜園

現代ではアニメのヒット作「進撃の巨人」の

作者:諌山創の出身地であることから

それに因んだ様々な町おこしの

工夫が試みられている、

 

この街を象徴するような風景を

このGooブログサイトに見つけた、

ブログ主の許可を得てここに掲載する、

Kさん ありがとう。

              豆田町の街並み

             豆田町内のとあるカフェ


あぁ~ 楽しきかなゴルフ!

2023-06-13 06:11:33 | ゴルフ及び山歩き、他スポーツ

             玉村ゴルフ場 1番ホール

6月12日(月曜日)

梅雨空の下 新町シルバーゴルフ会のコンペが行われた、

梅雨のさなかと言う事もあって参加者は9名だけ、

3人づつ3組に分かれてINコースのスタート、

同伴競技者はOさんとSさん、

Oさんは同年輩、Sさんは4歳年下、

80歳からシルバーテイーグランドでのショットが許される、

したがってSさんだけがレギュラーティーグランド、

私とOさんはシルバーティーグランドでのティーショット、

だがこの違いは大きい、

スコアーカードにはシルバーティーグランドの

距離表示はないので正確なことは分からないが

レギュラーティーとレディースティーグランドの

中間程と考えて距離を比較すると

玉村ゴルフ場の場合

レギュラーグランドでプレーする場合の距離:6,199ヤード、

シルバーグランドでの距離:5,732ヤード

およそ466ヤードの距離の違いがある、

私は今年の2月からシルバーグランドを使い始めたが

ゴルフが断然楽しくなった、

昨年までは何時ゴルフをやめようかと迷っていた、

ところがシルバーグランドに変えたことで

以前の自信が戻ってきた、

パーオンが可能になったからだ、

昨日の結果は:私が91打、Oさんが89打、

ハンデに助けられて私が優勝に輝いた、

対するレギュラーグランドのSさんは101打と

振るわなかった、

さもありなん、

テイーショットでSさんは

我々2人にオーバードライブされるから

必然2打目で挽回しようと力んでしまう、

気の毒なほどの結果になってしまった、

来月は賞品をかけたコンペである、

先月の私のスコアー81打は夢であるが

せめて80台のスコアーは出したいものだ。


喧騒の中で

2023-06-11 18:04:53 | うたごえ、カラオケ、他音楽

       やっぱりバラは花の中の華である

ゴルフコンペが雨で中止となって

時間が空いた、

そこで午後から馴染みのスナックに行った、

先客が7,8人いた、

1人を除いてみんなオバサン、

正確にはお婆さん、

聞くとみんな同じカラオケ教室で

教わってるらしい、

おしなべてみんなうまい、

だが気心の知れた仲間同士で来ているので

姦しい!

人の歌など聞いてはいない、

それもいいだろう、

みんな息抜きに来てるのだ、

堅苦しいことなど言いっこなし、

だが本音は

❝俺の歌 少しは聞いてくれぇ~、

 そして 拍手のひとつもくれよ❞

いやいや

それは言うまい、

みんな色々悩みを抱えて生きているんだ、

こんな時でしか

打ち明けられない大事な話をしているんだから、、、、、

 

今日歌った歌

① 風説流れ旅

② 南部蝉しぐれ

③ 宗右衛門町ブルース

④ 細雪

⑤ 山

⑥ おふくろさん

⑦ 夜明けのメロディー

⑧ フィーリング

⑨ 窓

最後の曲は昔のお姉さんと

デュエットで気分良く終えた。