NHKコンクール高知県大会中学校の部を聴いて

少しだけ書いてみようかと思います。

時々口にするのですが、中学生って日替わりランチ。
昨日ひどく幼かったのに、今日はやけに大人びている。
昨日できそうにもなかったことが、今日できている。
昨日ひたむきに取り組んでいたものを、今日かんたんに手放す。
そんな乱高下を繰り返し、気がつくと
想像もしなかった成長を遂げている。

ですから、コンクールという決められた期日に、
合唱の仕上がりと、内面の高まりを一致させて持っていくのは、
とても難しいことだと思います。

特に、目指す音楽が深い場合、ますます難しい。
しかし単調な音楽などに中学生は満足しません。
深さを知ろうとし、練習に励むのだし、
深さを表現しようとし、緊張し揺れるのです。

練習は本番のように、本番は練習のように・・・
呪文の効果が少しはあっても、
練習は力が分散し、本番は力が密集してしまう。
それをプラスに変えることは、一人一人がやるしかありません。

次男の後輩たちは、この最難関に挑戦しました。
練習の積み重ねでつかんできたものを、本番のステージに持って臨み、
何かに負けないよう踏ん張って、歌ったと思います。
踏ん張っていることを感じさせないよう、生き生きと。

磨かれた声を、探し求めた表現を、
それぞれの学校が披露しあうコンクールは、
本当に楽しい。

ぞんぶんに磨け、中学生。
ぞんぶんに探せ、中学生。

というわけで、ありがとう、中学生さんたち♪

一方、関わる大人は、どうあるべきなんでしょう。
薄っぺらい答え、
ごまかしの答えは許されないはず。
こりゃ大変だ。

今年のインターハイは・・・

福島県と山形県を中心に開催されているインターハイ。
高知県代表も、陸上・卓球・バスケットボール・弓道
レスリング・・・それぞれの活躍が新聞で伝えられています。

次男の先輩(３年：中内快さん）も、来週は福島に行きます!!
柔道に興味のある方、
高知出身で近くにお住まいの方、
応援お願いします!!
試合は９日(水)午後とのことです。