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R1ぐらんぷり

2018-03-07 22:26:28 | 日記
昨夜「R1ぐらんぷり」を見た。

きっと見た人も多いと思う。

これは一人芸人日本一を決めるというもので
2018年の決勝戦が行われたのだ。

これまで勝ち抜いてきた一人芸人が芸を披露し、
視聴者と審査員とが審査してその合計を出す。
点数が多い人が勝者になるというものであった。

決勝戦では、神戸出身の『浜田 祐太郎』さんが見事グランプリに輝いた。

この浜田さんは、自分が視覚障碍者であることをさらけ出し、
これまで経験したことをもとに
面白おかしく話して聞かせてくれたので
私も引き込まれてしまった。

左目は全く見えない、右目は光を少し感じる程度だというのだから
本当にほとんど見えていないということになるが
手に白杖を持って登場。

仲間のサポートでマイクの位置に立つことが出来たら
さっそく喋りが始まった。

浜田さんは、小中学校は地元の学校に通い
高校は盲学校に行ったそうだが
この盲学校のことを話したのを聞いて
「へ~~~そんなことがあるんだ!」と驚くようなことがいくつかあった。

盲学校が全てそうなのかどうか分からないが
「盲学校では、目が見えないのに黒板がある。
 黒板に書いても見えないのだから書くこともないのに
 何故かある。先生に理由を聞いても分からなかった。」らしい。

それから、点字ブロックのことも話していた。

最近街の中とか、電車のホームなどでもよく見かけるようになったが
視覚障害のある人が、そのブロックを頼りに歩いていくことができるようになっている。
だから迷わないで進むためにはとても役立つはずだ。
しかし盲学校の廊下や階段などには点字ブロックはないらしい。

盲学校にこそ点字ブロックは必要なのではないか?
と浜田さんは言っていた。

それから、目が見えている人が浜田さんに質問したことも
面白く話をしていた。

それは「盲学校では点字や手話なんか勉強してるの?」
というものだった。

質問した人は決して悪気はなかったのだと思うが
よく知らないで質問しているなと思って
私もちょっと笑ってしまった。

目が見えない人がどうやって点字を見るのだ?
点字を覚えようと思ったら、その本を見て勉強しないといけないのに。
少し見えている人が勉強して覚えたら役立つと思うが。

それに、手話って視覚障害者が使うのではなくて
聴覚障害者が使うのだけど
質問した人はそんなことは知らなかったのだろう。

何とか話をつなごうとしてそんなことを質問したのかもしれない。
あまり関心をもっていない頃の私だったら
もしかしたら同じようなことを質問していたかもしれないな。

これからまた芸人として浜田さんが登場したら
他の気付きをあれこれ話してくれるだろう。
楽しみにしている。
コメント
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