狭い小さな畑だが、私は畑地をもっており
気が向いたら車に乗って畑に様子を見に行く。
種まきをした後数日は、必ず水やりに行くようにしている。
発芽しているか?水は足りているか?そんなことが気にかかるからだ。
今日も畑に行った。
今日の仕事はコマツナの間引き。
そしていろいろな野菜に肥料や水をやること。
コマツナはだいぶ大きくなっているが、間引いてやらないとこれ以上大きくならないのではないか?
そう思っていたので、株間を適当にあけるように作業を進めた。
他の野菜に肥料もやり、水やりも済ませてホッと一息ついた時
ニンジンの葉をふと見ると『小指の太さほどもあるキアゲハの幼虫』が
何匹ものっているのに気が付いた。
うわ~~~これは大変だ!
こんなでっかいキアゲハの幼虫なら、ニンジン葉をムシャムシャと食べられてしまうに違いない。
軍手をしていたこともあり、私は幼虫を指でつまんで地面に落とし
残酷ではあるが、長靴をはいた足で踏みつぶしてしまった。
普段の私とは違う私になった瞬間だった。
大事なニンジンをやられてしまうわけにはいかないのよ。
野菜つくりの本にも書いてあった。
キアゲハの幼虫対策ーー【見つけ次第、捕殺する。】と。
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