箱根旧街道歩き第二弾
二日目はまた雨。
前日からの雨が降り続き、止む気配がありません。
リュックが濡れて中に入れていた着替えも濡れてしまい
どうにも都合が悪くなったので
二日目はリュックもすっぽり覆えるように
100均で買ったビニールガッパを着て出発です。
ホテルから箱根関所の前を通り
箱根神社の横を通り過ぎてだんだん山の中へ。
少しずつ上りになりました。
芦ノ湖に近いところのホテルに泊まっていたのだから
また峠まで上るのです。
頂上辺りにきたかなと思うまでに、だいぶん上った気がします。
でも、上りの方が良かった。
なぜなら、雨で濡れた石畳は大変滑りやすく
下りではズルズルと転げ落ちそうになったからです。
気をつけて気をつけてゆっくりと歩き
石と石の間を歩くように気をつけていたのに
なんと!!!!
アッと思う間に私は滑りこけてしまいました。
左のお尻の肉があるところを
転んだ拍子に石で打ってしまったのです。
急に体を曲げることになったためか右の腰骨辺りも少し違和感が出ました。
しかし、尾てい骨は打たなかったようで、歩くのに差支えはありません。
だからホッとしてまた歩き始めました。
雨で歩いている人なんか全くいない。
そんな中、相方と二人でひたすら歩いているのですから
国道と合流するところで車に乗っている人は
珍しいものを見るような目で見て行きます。
大分行った先に立派な藁ぶきの屋根が見えてきました。
「ここはいったい何だろう?」と思って表に回ってみると
そこは甘酒茶屋でした。
「ウワ~~嬉しい!甘酒を飲んでいこう!」
私たち二人はすぐにそう決めて中に入りました。
甘酒を注文し、飲んだ時の嬉しさと言ったらありません。
きっと昔の旅人たちも、
こんなお茶屋さんがあるのを楽しみにして歩いていたに違いない。
そう思いました。
ちょっと体が温まってからまた出発です。
どれだけ歩いたか分からないぐらい長い道のり。
ようやく箱根湯本にたどり着いたら
そこはホテルや旅館がたくさんあり
雨の中を観光客が傘をさして歩いている姿が見られました。
歩いて歩いて……ずっと歩いて、ようやく小田原市に入ったのですが
もうすぐだと思ったのが間違いだった。。。
二日目のホテルはまだ6キロ先にあるというのです。
下り坂を一生懸命い歩いたせいか左足の指が痛くてたまらない。
足の指の裏が切れているような痛みもある。
だのにまだまだだって??
「小田原に入ったらすぐのところのホテルを取ってくれていたんじゃないのか?
こんなに歩くとは聞いていなかったよ。いったいどうしてくれるっていうのよ!」
私は心の中でぶつぶつ文句を言っていました。
相方はそんな私の様子を見て
「ここから電車に乗ろうか?それともタクシーを拾おうか?」
と言い始めました。
旧街道歩きの目的を達成するためには歩くしかありませんよね。
だから私は「もうちょっとなんでしょ、歩くしかないじゃない!」
半分やけになって先に立って歩き始めました。
だけどいつまでたってもホテルらしいものが見えてこないのです。
足の痛みと精神的な疲れから、だんだん歩くスピードは遅くなり
ついにはトボトボ歩く状態になりました。
「いったいいつまで歩くのよ!もう嫌だ。」という私に
「まあまあそう言わず、もうちょっと。」と相方。
もう少しで泣き出しそうになったころにやっとホテルに着きました。
長かった~~~~~。
二日目の歩いた距離は24キロでした。
天気が良い日に、割と平坦なところを走れば2・3時間もあればたどり着ける距離ですが
雨の中の急な石畳の道を歩くのは時間がかかり
結局二日目は6時間半もかかっていました。
もちろんこれには甘酒茶屋で休んだ時間も入っているのですが
午前10時出発、午後4時半ごろ着。
疲れました。
こうして箱根旧街道歩きの旅はひとまず終わったのですが・・・。
二日目はまた雨。
前日からの雨が降り続き、止む気配がありません。
リュックが濡れて中に入れていた着替えも濡れてしまい
どうにも都合が悪くなったので
二日目はリュックもすっぽり覆えるように
100均で買ったビニールガッパを着て出発です。
ホテルから箱根関所の前を通り
箱根神社の横を通り過ぎてだんだん山の中へ。
少しずつ上りになりました。
芦ノ湖に近いところのホテルに泊まっていたのだから
また峠まで上るのです。
頂上辺りにきたかなと思うまでに、だいぶん上った気がします。
でも、上りの方が良かった。
なぜなら、雨で濡れた石畳は大変滑りやすく
下りではズルズルと転げ落ちそうになったからです。
気をつけて気をつけてゆっくりと歩き
石と石の間を歩くように気をつけていたのに
なんと!!!!
アッと思う間に私は滑りこけてしまいました。
左のお尻の肉があるところを
転んだ拍子に石で打ってしまったのです。
急に体を曲げることになったためか右の腰骨辺りも少し違和感が出ました。
しかし、尾てい骨は打たなかったようで、歩くのに差支えはありません。
だからホッとしてまた歩き始めました。
雨で歩いている人なんか全くいない。
そんな中、相方と二人でひたすら歩いているのですから
国道と合流するところで車に乗っている人は
珍しいものを見るような目で見て行きます。
大分行った先に立派な藁ぶきの屋根が見えてきました。
「ここはいったい何だろう?」と思って表に回ってみると
そこは甘酒茶屋でした。
「ウワ~~嬉しい!甘酒を飲んでいこう!」
私たち二人はすぐにそう決めて中に入りました。
甘酒を注文し、飲んだ時の嬉しさと言ったらありません。
きっと昔の旅人たちも、
こんなお茶屋さんがあるのを楽しみにして歩いていたに違いない。
そう思いました。
ちょっと体が温まってからまた出発です。
どれだけ歩いたか分からないぐらい長い道のり。
ようやく箱根湯本にたどり着いたら
そこはホテルや旅館がたくさんあり
雨の中を観光客が傘をさして歩いている姿が見られました。
歩いて歩いて……ずっと歩いて、ようやく小田原市に入ったのですが
もうすぐだと思ったのが間違いだった。。。
二日目のホテルはまだ6キロ先にあるというのです。
下り坂を一生懸命い歩いたせいか左足の指が痛くてたまらない。
足の指の裏が切れているような痛みもある。
だのにまだまだだって??
「小田原に入ったらすぐのところのホテルを取ってくれていたんじゃないのか?
こんなに歩くとは聞いていなかったよ。いったいどうしてくれるっていうのよ!」
私は心の中でぶつぶつ文句を言っていました。
相方はそんな私の様子を見て
「ここから電車に乗ろうか?それともタクシーを拾おうか?」
と言い始めました。
旧街道歩きの目的を達成するためには歩くしかありませんよね。
だから私は「もうちょっとなんでしょ、歩くしかないじゃない!」
半分やけになって先に立って歩き始めました。
だけどいつまでたってもホテルらしいものが見えてこないのです。
足の痛みと精神的な疲れから、だんだん歩くスピードは遅くなり
ついにはトボトボ歩く状態になりました。
「いったいいつまで歩くのよ!もう嫌だ。」という私に
「まあまあそう言わず、もうちょっと。」と相方。
もう少しで泣き出しそうになったころにやっとホテルに着きました。
長かった~~~~~。
二日目の歩いた距離は24キロでした。
天気が良い日に、割と平坦なところを走れば2・3時間もあればたどり着ける距離ですが
雨の中の急な石畳の道を歩くのは時間がかかり
結局二日目は6時間半もかかっていました。
もちろんこれには甘酒茶屋で休んだ時間も入っているのですが
午前10時出発、午後4時半ごろ着。
疲れました。
こうして箱根旧街道歩きの旅はひとまず終わったのですが・・・。