放牧から帰ってきた牛や山羊たちは村の中心にある柵の中で夜を過ごします。何故でしょうか。住居がその柵の周りを取り囲み、外敵から家畜を守っているんだそうです。
おみやげを売る売店は村の出口にありました。雨が降らない土地柄、なんとも簡易なお店ですこと。
一生懸命商売している隣で男どもはお遊びです。何でしょうか麻雀牌に双六みたいに数を示した牌を並べていました。この村で初めてみた男性がこの人たち。こうして男性は、働く女性を横に見ながら、優雅に暮らせる村なのでしょうか。
今では、私達のように、ここを訪れる観光客から得る収入が、生活の大きな支えになっているとのことです。こうして外界からの文化や情報に接している彼らの生活は、変化していかないでしょうか。いつまで「ヒンバ族」の伝統、文化を守ってゆくことができるでしょうか。
村をあとにして昼食はオージョの町で取り、スーパーマーケットでお買い物。そして、お暇そうなレジのお姉さんに「こんにちは」「さようなら」のご教授となった次第。さよならしたら、彼女らはにっこり「はいポーズ」でした。