下鴨神社を横に見て走り、鴨川を渡ります。この風景は京都市ではないでしょう、私の生まれ育った田舎と一緒の雰囲気だ。
そして走るバスから歌舞伎の南座が見えた。何か公演中なのか役者の名前がズラズラ掲げられているようだ。
京都駅近くの三十三間堂にやって来た。中学の修学旅行以来70年ぶりの訪問になる。記憶に乏しく懐かしさはよみがえってはきませんが・・・。
正式には蓮華王院というそうだ。正面の柱間が33あるところから「三十三間堂」と通称されているとのこと。イヤーもう85に届くという我だというのに哀れにも知らなかった。堂内には1001体もの観音像が祀られているという。いやはや壮観そのものでした。でも撮影禁止とされている。そんな寺院が多い。何故でしょうか。カメラやスマホで撮影しても、被写体にはなんの悪影響も与えないと思うんですけど。写真がネットを通して世に広まれば「私も行ってみたい」「俺もいきたい」となるのではないでしょうか。たぶん拝観料収入も増えるだろうに。撮影禁止とはどうも分からん。
こんなすごい「画」を自分で写してみたいものです。
禁を破ってカメラを覗くことなく感覚でシャッターを押した一枚。こんな一枚が堂内を見て歩いた。との記憶に間違いなく残ってゆくのです。
最後の観光箇所には残念ながら紅葉はありませんでしたが、三十三間確かに長いお堂を確認できるのでした。
添乗員殿が観光箇所をこんなにきれいにまとめてくださった。2日目タクシーのドライバーさんはお二人とも親切なお嬢さんだった。