7年に一度と言われている御柱行事。数え年で7年。この時代に、あまり褒められる数え方ではないでしょう。「6年に一度といいましょう」と、 私は甚く抵抗しているのですが・・・諏訪に鎮座している本社の神様が「7年に一度」と言っているので変えるわけにいかないといいます。前回は2010年そして6年目、わが村の小さな「諏訪神社」にその時がやってきました。 5月7日 御柱見立ての儀(神木となる四本の御柱を決める) 6月12日 斧入れ式(四本の柱に斧を入れ倒木)そして今日の日「山出し祭」を迎えるのでした。
神殿で滞りなく神事を終えて、鏡割り。香しい樽酒をいただいて乾杯。いざ、わが村のお祭りの始まりです。
三の柱が「木遣り」に促されて山から下りてきました。小さな小さな一応は「木落し」です。
そして「子供の柱」が行き、四の柱の曳行にかかります。隣に午後には村人みんなで引く一の柱が並んでいます。
園児や小学生がお母さんと一緒に子供の柱を引きます。
子供の柱を神社前に引きつけ、「子供木遣り隊」がうたいます。
四の柱が「建御柱」の定位置に引きつけられました。
曳行が続く一方では「建て方班」による「建御柱」 四隅の一角を担う三の柱が立ち上がってきました。
約180戸小さな村の心意気、まだ32度を超えている暑さの中を「二の柱」を皆で引きます。
「二の柱」が本殿前にやってきました。三本の柱と子供の柱を神社に導いて午前の部の終了です。皆でお赤飯をいただいて、午後の部に備えます。驚いたことに、このお祭りに地区外の中学生が先生に引率されてやってきていました。何でも「御柱」の勉強をしているクラブですって。