おはようございますヘヘ
昨日は 念願の 司馬遼太郎記念館へ行ってきました。
今年は司馬遼太郎さん生誕100年の年ですが、コロナも一段落したことで
すし 尊敬 敬愛やまない司馬遼太郎さんのご自宅を拝見させていただ
きました。
司馬遼太郎さんは 私の父の1つ歳上で気骨ある大正人(たいしょうじ
ん)。72歳で亡くなられましたが、やっぱり早いなぁ もったいなぁ
と残念でなりません。
司馬遼太郎記念館は東大阪市の街中にありました。洋風といいます
か品格のあるコンクリート製の平屋でした。
敷地の奥に記念館があり記念館の入口にまずご自宅がありましたが、
無論立入禁止。
書斎は生前のまま遺されていて 雑誌に載っていたそのままでした。
記念館のほうは、展示館というよりは図書館。
蔵書がおよそ400万書、ご本人の著書ではなく資料として残していた
古書などの数でした。確か司馬遼太郎さんは、小説を書くときに 先ずそれ
にまつわる資料として古書、古本を古書専門店に 出来るだけ集めて欲
しいと依頼をしていたそうです。そしてそれらを片っ端から読破
(読走、読駆のほが良いかもです)していったのですが、必要な部分は何かに
メモを取っていたのでしょうか。
まず普通に本を読むのは縦に読みますが、慣れてくると ナナメに読めるよう
になってきて これで結構早く読めるようになりますが、
司馬遼太郎さんの場合は、ページをめくりながら読んでいるそうで側で見てい
た編集者が 試しに本の内容を聞いてみると、ちゃんと応えられたそうで
偉大な作家とは 計り知れない能力を持っているのだ、と驚いたそうです。
記念館はそんな訳で蔵書が下から三階くらいの高さまでギッシリ詰ま
っていました。中で司馬遼太郎さんの活動などについて映画がありま
したが私みたいな熱烈なファンなら知ってることばかりかな…
色々みているうちにお昼になったので もし地震が来たら どないする
んだろう…と変な心配をながら帰りました。
司馬遼太郎さん、池波正太郎さん、遠藤周作さん、佐藤愛子さん
みなさん生誕百年でした。
昭和も少しづつ遠くなりますね。